映画(番外編:映画と読み物)– category –
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『妖怪アパート』、読んでます。
友だちが貸してくれた香月日輪著『妖怪アパートの幽雅な日常』を読んでいます。 某サイトでは児童文学にカテゴライズされていますが、 小学生が読んだら怖がって泣くやろ~とか、 オトナの話すぎて聞かれた親が困るやろ~とかいうネタもあり、 だったらラ... -
最近、声を上げて笑った本
映画を観て泣いたり笑ったりは毎週のこと。本を読んで涙ぐむのもよくあることですが、ひとりで「可笑しいよぉ」とつぶやきながら、ひくひくするほど笑ってしまう本にはそうそうめぐり逢えません。それが最近、3冊もそんな本に当たりました。もしも電車の... -
『その日のまえに』を読みました。
体調不良だったため、先週は映画を観る気になれず、 それでも阪神の行方は気になって眠れないので、 甲子園で生観戦した日以外は、本を読みながらTV中継を観ていました。 どうも馴染めなかった映画版『その日のまえに』(2008)。 だけど、大林宣彦監督の作... -
〈番外編〉喪の色・追記
以前、「喪の色」というタイトルで書いたのは、 つい数年前のことだと思っていたのですが、なんと6年半前、こちらでした。 それなのに今さら追記もないんですけど。 3年前と思えば5年経っている、5年前と思えば10年経っている。 年を取ると、そんな気... -
『七回死んだ男』と『恋はデジャ・ブ』(その3)
反復落とし穴に陥るという自分の特異体質に気づいた当初、 久太郎はこの体質を世の中のために利用できるかもしれないと考え、 どこかで起こる事故や事件を防ごうと、朝刊を読みあさります。 しかし、日本全国どこへでも飛んで行くわけにもいかず、 どんな... -
『七回死んだ男』と『恋はデジャ・ブ』(その2)
『恋はデジャ・ブ』(1993)はアメリカの作品で、 主演のビル・マーレイは、本国では大人気のコメディ俳優。 日本ではいつまで経ってもマイナーですが、彼の出演作はどれも楽しい。 特に『恋はデジャ・ブ』はピカイチ。愛すべき作品です。 それが『七回死ん... -
『七回死んだ男』と『恋はデジャ・ブ』(その1)
映画を観るか本を読むかになると、ついつい映画優先。 だもんで、本は月に1冊か2冊読めればいいほうです。 その本も激しく東野圭吾に偏っているため、 たまにはちがう著者の本も読んでみようと思い、 某サイトで「ドンデン返しモノでイチオシは?」とい... -
風邪ひきの間に「東野圭吾」を読みました。
年に一度、ほぼこの時期に、必ず大風邪をひきます。 今年も例年に漏れず、やはり。 毎回のように高熱を発し、インフルエンザを疑われるのですが、 小さい頃から、私がひくのはいつもこんな風邪。 発熱→厚着&布団ゴボゴボ状態で汗をかく→熱が下がる →再度... -
ダ・ヴィンチ・コード、その前に。(その2)
さて、赤瀬川原平さんの『ルーヴル美術館の楽しみ方』。 彼はルーヴルを「パリのメインディッシュだ」と断言しています。 その重み、味わい、栄養価、噛みごたえ、満腹感は 充分いただきましたという気持ちを与えてくれるものだと。 パリの何をメインディ... -
ダ・ヴィンチ・コード、その前に。(その1)
今週末は超話題作『ダ・ヴィンチ・コード』の封切り。 舞台となるルーヴル美術館をちょっと覗いてみるには 2004年に公開されたドキュメンタリー映画、『パリ・ルーヴル美術館の秘密』(1990)。 それよりお薦めしたいのは赤瀬川原平さんの書籍、 『ルーヴル...