映画(番外編:映画と読み物)– category –
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ひさしぶりに読んだ海外ミステリー(その2)
その1はこちら。 本はたいてい職場に出入りしている書店で購入するのですが、 何を買おうか検討するときにはAmazonをチェックします。 ジェフリー・ディーヴァーの著作を調べていたときに目に留まったのが、 デイヴィッド・ベニオフの『卵をめぐる祖父の... -
夏休みに読みたい本
シャンシャンやかましい蝉の声を聞くと、夏を描いた児童文学が読みたくなります。 私が子どもだったころは、シャンシャンよりもミンミンだった気はしますけれども。 数年前に読んだ湯本香樹実の『夏の庭 The Friends』が大のお気に入りですが、 今年も何冊... -
ひさしぶりに読んだ海外ミステリー
このブログを読んでくれている人のなかにはリアル友人や知人の♂もいるというのに こんなことを書くのはなんですが、生理中は手の状態がものすごく悪化します。 生理がはじまる前に手を見て「来るで~」とわかるほど。 もういっそあがってしまってくれ~と... -
最近、ちょっぴり和んだ本(その2)
その1はこちら。 もうひとり、最近お気に入りになった女性作家が宮下奈都(みやしたなつ)。 たいてい、何かしらの理由で心に傷を負っている女子高生やOLが主人公。 まわりには優しい人がいて、毒々しい感じはいっさいありません。 前述の瀧羽麻子とよく似... -
最近、ちょっぴり和んだ本(その1)
手の状態が最悪のときは、頁もめくれない、その前に読む気もしない。 で、あんまり読めなかった本。 4月は3月の不足分を取り戻すべく読書にいそしみましたが、 やはりまだ本調子とは言えないので、 京極夏彦のような、持つのも大変そうな分厚い本は読め... -
年の暮れ、笑いながら泣いた本
積み上げた本の中から1冊を取り出すとき、 一応その季節に応じた本を選んでいるつもりですが、 久々にどうしても荻原浩が読みたくなりました。 手に取った本は『ひまわり事件』。 季節は真逆なものの、タイムリーに選挙が絡んでいます。 550頁ほどの本作... -
最近読んだ、ロックな青春の本
夏の暑い盛りにはやはり夏の話が読みたい。 なんぼ夏より冬が好きな私でも。 積み上げた本の中から次に読む本を選ぶとき、 タイトルに夏を感じさせる語が入っていたり、 装丁が夏っぽかったりするものを手に取ってきました。 越谷オサムの『階段途中のビッ... -
「佐清(スケキヨ)!」
知らない人はいないであろう、横溝正史の大ベストセラー、『犬神家の一族』。 昔から頻繁に映像化されていたにもかかわらず、たぶん怖かったのでしょう、 私は読んだこともなければ観たこともありませんでした。 それがここ数年、本を読めば「佐清」に当た... -
パルナス繋がりで、最近読んだ本
前述のキャバレー体験をした日、 持ち歩いていた読みかけの本は、朱川湊人の『花まんま』でした。 直木賞受賞作で、お読みになった方も多いかと思いますが、 私はこれまで朱川作品を読んだことがなくて先日まとめ買い。 分厚い本に疲れていた頃に、まずは... -
気持ちの整理をつける。
『監督失格』(2011)でちらりとご紹介した貫井徳郎の『乱反射』。 これを読んでから、「気持ちの整理のつけかた」がテーマとなっている作品が、 映画にもとても多いことに気づきました。 家族だったり友人だったり、大切な誰かを失ったとき、 その虚無感や...