映画(番外編:映画と読み物)– category –
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木下半太の“悪夢”シリーズ
実はこれも「原作とちがいすぎる。」同様、 今年の4月に書き上げて、ネタ切れしたときのために置いてあったものです。 今年書いたものは今年のうちにUPしてしまうことにします。 『悪夢のエレベーター』(2009)を観て、木下半太を知りました。 結構おもし... -
原作とちがいすぎる。
今春、劇場で観た『桜、ふたたびの加奈子』。 不協和音を奏でる弦楽器に居心地の悪さを感じながらも、想定外の展開に泣かされました。 原作である新津きよみの『ふたたびの加奈子』が気になり、すぐに読んでこれを書き、 ネタ切れしたときUPしようと思って... -
『キミはヒマラヤ下着の凄すぎる実力を知っているか』
以前、『世界一の映画館と日本一のフランス料理店を山形県酒田につくった男はなぜ忘れ去られたのか』という、 長~いタイトルの本を取り上げたことがありますが、 これも長めのタイトルとそのインパクトに惹かれて買った本です。 『キミはヒマラヤ下着の凄... -
ひさしぶりに読んだ海外ミステリー(その2)
その1はこちら。 本はたいてい職場に出入りしている書店で購入するのですが、 何を買おうか検討するときにはAmazonをチェックします。 ジェフリー・ディーヴァーの著作を調べていたときに目に留まったのが、 デイヴィッド・ベニオフの『卵をめぐる祖父の... -
夏休みに読みたい本
シャンシャンやかましい蝉の声を聞くと、夏を描いた児童文学が読みたくなります。 私が子どもだったころは、シャンシャンよりもミンミンだった気はしますけれども。 数年前に読んだ湯本香樹実の『夏の庭 The Friends』が大のお気に入りですが、 今年も何冊... -
ひさしぶりに読んだ海外ミステリー
このブログを読んでくれている人のなかにはリアル友人や知人の♂もいるというのに こんなことを書くのはなんですが、生理中は手の状態がものすごく悪化します。 生理がはじまる前に手を見て「来るで~」とわかるほど。 もういっそあがってしまってくれ~と... -
最近、ちょっぴり和んだ本(その2)
その1はこちら。 もうひとり、最近お気に入りになった女性作家が宮下奈都(みやしたなつ)。 たいてい、何かしらの理由で心に傷を負っている女子高生やOLが主人公。 まわりには優しい人がいて、毒々しい感じはいっさいありません。 前述の瀧羽麻子とよく似... -
最近、ちょっぴり和んだ本(その1)
手の状態が最悪のときは、頁もめくれない、その前に読む気もしない。 で、あんまり読めなかった本。 4月は3月の不足分を取り戻すべく読書にいそしみましたが、 やはりまだ本調子とは言えないので、 京極夏彦のような、持つのも大変そうな分厚い本は読め... -
年の暮れ、笑いながら泣いた本
積み上げた本の中から1冊を取り出すとき、 一応その季節に応じた本を選んでいるつもりですが、 久々にどうしても荻原浩が読みたくなりました。 手に取った本は『ひまわり事件』。 季節は真逆なものの、タイムリーに選挙が絡んでいます。 550頁ほどの本作... -
最近読んだ、ロックな青春の本
夏の暑い盛りにはやはり夏の話が読みたい。 なんぼ夏より冬が好きな私でも。 積み上げた本の中から次に読む本を選ぶとき、 タイトルに夏を感じさせる語が入っていたり、 装丁が夏っぽかったりするものを手に取ってきました。 越谷オサムの『階段途中のビッ...