映画(番外編:映画と読み物)– category –
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ワイズクラックな話し方
数年前、樋口有介の『ぼくと、ぼくらの夏』を読んでハマりました。 主人公は男子高校生で、ある日、同級生女子が亡くなります。 刑事を父親に持つ主人公は、別の同級生女子とともに死亡事件の謎について調べるという、 ジャンルでいうと青春ミステリーでし... -
今年はじめて読んだ作家
去年読んだ本は145冊、今年はそれよりちょっとハイペースで、 今日までに152冊目のジェフリー・ディーヴァーを読了。 153冊目として一昨日読みはじめたのは、 第4回酒飲み書店員大賞の受賞作で、立川談四楼の『ファイティング寿限無』。 このような賞があ... -
『収容所(ラーゲリ)から来た遺書』
辺見じゅん氏の著書『収容所(ラーゲリ)から来た遺書』は、 1992年に刊行された文庫本ですが、数カ月前まで全然知りませんでした。 第11回(1989年)講談社ノンフィクション賞、 第21回(1990年)大宅壮一ノンフィクション賞の受賞作だそうです。 仕事で文献に... -
本は、これから。
昭和5年生まれの私の父は、土木や設計が専門であるにもかかわらず、 持ち家にいっさい興味を示しませんでした。 秋田から東京へ、そして大阪へ出てきた父は母と結婚。 家族が増えることになり、もう少し広い家に引っ越そうと思ったのでしょうが、 家を買... -
ホストというお仕事
仕事で文献に当たるときに、気になる本を見つけることがしょっちゅうあります。 『ホスト裏物語』(彩図社刊)もそのうちの1冊でした。 慶應大学卒の高崎ケン氏。 色白で少々ぽっちゃり系、決してイケメンとは言えず、背もそんなに高くない。 ホストなど自... -
作家のお遊び。
2013年11月に出版された『9の扉』(角川文庫)を読みました。 北村薫が発案者のこの企画は、9人のミステリー作家による9つの短編で構成。 まずは発案者が1編書き、次に書いてほしい作家とお題をリクエスト。 また次の人へとバトンを渡すスタイルで、この... -
面白きことは良きことなり。
先月は、TOHOシネマズの1ヶ月フリーパスで映画を観たほか、 普通にお金を払って観た映画やTSUTAYA DISCASでレンタルしたDVDなど、 合計45本の映画を観ました。 その分、本は読めないと思っていましたが、なんだかんだで14冊読了。 映画の公開に間に合わせ... -
映画の神様は存在するのか。
原田マハ著『キネマの神様』(文春文庫)を読みました。 40歳を過ぎてから作家デビューを果たした著者。 映画化された『カフーを待ちわびて』(2009)は観ましたが、原作は未読。 この人の著作を読むのはこれが初めてです。 主人公は39歳の独身女性、歩(あゆみ... -
『小さいおうち』を読みました。
原作は未読のまま、試写会で観た『小さいおうち』。 すぐに原作を読んでみたくなりましたが、 ほしいと思った本を即購入していたら、未読本がいつのまにか150冊に。 これ以上ふやしてはならないと、ここ数週間は購入を自重していました。 ところがこの間、... -
今さらながらハマった作家
今年、昨日までに読んだ本は138冊で、劇場で観た映画の本数よりちょい少ないぐらい。 持ち歩ける文庫本ばかり購入しているうえに、 お気に入りの作家以外は新刊かどうかを意識していないものですから、 「今頃そんなん読んでるん?」と言われそうな本がほ...