映画(番外編:映画と読み物)– category –
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クリーニング店にまつわる話
十数年前に今の家に引っ越した折り、 どこのクリーニング店にお世話になろうかと悩み、 TSUTAYAの近くにあるお店に決めました。 そこならばDVDを借りた足で寄れるからという理由で。 そんな安直な理由で選んだにもかかわらず、 受付担当の女性陣はみな、い... -
映画館が出てくる本
あまりに暑いから、ヘヴィーな読み物は手に取る気が起こらず、 ついスイスイ読めるものを選んでいた真夏。 マイブームの作家は現在3人いて、 1人目は高野秀行、2人目は三羽省吾、3人目が山本幸久。 1人目と2人目の著作すべてを「大人買い」してしま... -
『チャイルド44』を読みました。
7月に観た『チャイルド44 森に消えた子供たち』。 サスペンスフルでとても面白かったけれど、 主人公の行動は説得力に欠け、犯人もただのイカレたオッサン。 ミステリーとしてはイマイチでしたから、 トム・ロブ・スミスの原作ではどうなっているのだろう... -
野球の本を読む月間。〈その3〉
さて、『太陽がイッパイいっぱい』が思いっきりツボにハマって「大人買い」した三羽省吾。この人も野球の小説を書いているではないですか。『イレギュラー』というその小説は、高校野球の話。水害に遭った蜷谷村の人々は、仮設住宅で避難生活を余儀なくさ... -
野球の本を読む月間。〈その2〉
続いて、広尾晃の『プロ野球解説者を解説する』。 著者は“野球の記録で話したい”というブログを開設するライターだそうです。 “草創期のプロ野球解説者たち”、“「プロ野球ニュース」が変えた野球解説者”、 “大リーグ放送が始まり、野球解説の視野が広がり... -
野球の本を読む月間。〈その1〉
4月末に飲みに行った折りにお借りしたあさのあつこの『バッテリー』。 私の野球好きを知るアラ還のお姉様が「ぜひ読んで」とのこと。 映画化された『バッテリー』(2006)はもちろん観ましたが、原作はなぜか未読。 1冊だと思っていたのに、借りてみれば怒... -
酒飲み書店員大賞の受賞作がツボにはまる。
『このミステリーがすごい!』大賞にはよく外される私ですが、 このところハズレなしでツボにはまりまくっているのが酒飲み書店員大賞です。 賞の存在すら知らずに読んだのが、 第3回大賞最終候補作、笹生陽子の『楽園のつくりかた』と、 第8回大賞受賞... -
隣は何を読む人ぞ。〈追記〉
昨日、「隣は何を読む人ぞ」と書いたら、 UPして1時間と経たないうちにうちにひとりから、 夕方にもうひとりからわざわざメールをいただきました。 どちらも、その気持ち、わからいでかと。 読んでいてニヤケてしまうような楽しいメールだったので、 本人... -
隣は何を読むひとぞ。
電車の中では100%、本を読んでいます。「ほぼほぼ」100%ではなく。(^^; ケータイが普及しはじめたころ、知人と出かけた帰り、同じ電車で途中まで。 先に電車を降りた私がホームから見送ろうと振り返ったら、 すでに知人の目は彼女の手元のケータイに釘付... -
飛田で生きる。
飛田新地をぶらぶら歩いたのはいったい何年前のことだったか。 この日記に書いたのが2005年、神代辰巳監督が亡くなったのが1995年なので、 おそらく今から20年前だったと思います。 行きたい行きたいと思いつつ飛田の“鯛よし百番”にも行かずに現在に至る。...