映画(番外編:映画と読み物)– category –
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野球の本を読む月間。〈その3〉
さて、『太陽がイッパイいっぱい』が思いっきりツボにハマって「大人買い」した三羽省吾。この人も野球の小説を書いているではないですか。『イレギュラー』というその小説は、高校野球の話。水害に遭った蜷谷村の人々は、仮設住宅で避難生活を余儀なくさ... -
野球の本を読む月間。〈その2〉
続いて、広尾晃の『プロ野球解説者を解説する』。 著者は“野球の記録で話したい”というブログを開設するライターだそうです。 “草創期のプロ野球解説者たち”、“「プロ野球ニュース」が変えた野球解説者”、 “大リーグ放送が始まり、野球解説の視野が広がり... -
野球の本を読む月間。〈その1〉
4月末に飲みに行った折りにお借りしたあさのあつこの『バッテリー』。 私の野球好きを知るアラ還のお姉様が「ぜひ読んで」とのこと。 映画化された『バッテリー』(2006)はもちろん観ましたが、原作はなぜか未読。 1冊だと思っていたのに、借りてみれば怒... -
酒飲み書店員大賞の受賞作がツボにはまる。
『このミステリーがすごい!』大賞にはよく外される私ですが、 このところハズレなしでツボにはまりまくっているのが酒飲み書店員大賞です。 賞の存在すら知らずに読んだのが、 第3回大賞最終候補作、笹生陽子の『楽園のつくりかた』と、 第8回大賞受賞... -
隣は何を読む人ぞ。〈追記〉
昨日、「隣は何を読む人ぞ」と書いたら、 UPして1時間と経たないうちにうちにひとりから、 夕方にもうひとりからわざわざメールをいただきました。 どちらも、その気持ち、わからいでかと。 読んでいてニヤケてしまうような楽しいメールだったので、 本人... -
隣は何を読むひとぞ。
電車の中では100%、本を読んでいます。「ほぼほぼ」100%ではなく。(^^; ケータイが普及しはじめたころ、知人と出かけた帰り、同じ電車で途中まで。 先に電車を降りた私がホームから見送ろうと振り返ったら、 すでに知人の目は彼女の手元のケータイに釘付... -
飛田で生きる。
飛田新地をぶらぶら歩いたのはいったい何年前のことだったか。 この日記に書いたのが2005年、神代辰巳監督が亡くなったのが1995年なので、 おそらく今から20年前だったと思います。 行きたい行きたいと思いつつ飛田の“鯛よし百番”にも行かずに現在に至る。... -
ワイズクラックな話し方
数年前、樋口有介の『ぼくと、ぼくらの夏』を読んでハマりました。 主人公は男子高校生で、ある日、同級生女子が亡くなります。 刑事を父親に持つ主人公は、別の同級生女子とともに死亡事件の謎について調べるという、 ジャンルでいうと青春ミステリーでし... -
今年はじめて読んだ作家
去年読んだ本は145冊、今年はそれよりちょっとハイペースで、 今日までに152冊目のジェフリー・ディーヴァーを読了。 153冊目として一昨日読みはじめたのは、 第4回酒飲み書店員大賞の受賞作で、立川談四楼の『ファイティング寿限無』。 このような賞があ... -
『収容所(ラーゲリ)から来た遺書』
辺見じゅん氏の著書『収容所(ラーゲリ)から来た遺書』は、 1992年に刊行された文庫本ですが、数カ月前まで全然知りませんでした。 第11回(1989年)講談社ノンフィクション賞、 第21回(1990年)大宅壮一ノンフィクション賞の受賞作だそうです。 仕事で文献に...