『#拡散』
監督:白金
出演:成田凌,沢尻エリカ,淵上泰史,山谷花純,赤間麻里子,船ヶ山哲,鈴木志音,DAIKI,MIOKO,高山孟久他
イオンシネマ茨木にて。
監督は「日中の文化交流を軸に配給や映画製作を手掛ける“チームジョイ”の代表取締役兼CEO白金」とのことですが、全然知らなくてすみません。と思ったのですけれど、そのチームジョイが配給した作品を調べてみれば、なぁんだ、知っているものばかりじゃあないか。『THE CROSSING 香港と大陸をまたぐ少女』(2018)、『白蛇:縁起』(2019)、『劇場版 Re:STARS 未来へ繋ぐ2つのきらぼし』(2023)、『ゴールド・ボーイ』(2023)、“羅小黒戦記”シリーズなどなど、面白かった作品ばかり。
富山県の小さな田舎町。老人介護施設の職員・浅岡信治(成田凌)はインフルエンサーである妻の明希(山谷花純)とふたり暮らし。ある日、かかりつけの高野クリニックでコロナワクチンを接種した明希が翌日急死する。原因はワクチンにあると考えた浅岡は、明希の遺影を胸に掲げてクリニックの前に立ち、来る日も来る日も無言の抗議活動を始める。その姿を目にしたのが新聞記者の福島美波(沢尻エリカ)。東京からこの町へ左遷されてくすぶっていた美波は、これは感動を呼ぶネタになると考える。やがてその通り、ネットを中心に大きな反響があり、信治は同僚の薦めもに従ってSNSのアカウントを開設。コラボを望むYouTuberも現れ、信治は“反ワクチンの象徴”としてもてはやされるようになるのだが……。
反ワクチンを扱っているからなのか、上映劇場もそう多くはありません。どういう立ち位置で白金監督は撮ったのだろうと気になっていました。私自身はワクチンを一度も接種していませんが、別に反ワクチンという立場でもない。わりとニュートラルな気持ちで鑑賞に臨んだつもりです。
なんか嫌な感じなんですよね。信治とYouTuberたちが。本当に反ワクチンなの? それを利用して注目されようとしているだけなんじゃあという気がして。そうしたら、結局のところ、ホンマもんの反ワクは医師の高野(淵上泰史)病院だけ。高野が明希の元カレだったのを知って嫉妬していた信治が、この機会を利用して高野を貶めようとしていたという展開で。なんだよ、痴情のもつれの結果がこれかよと、ちょっと拍子抜けしました。問題の提起としては良いのではないかと思いますけれど。思いっきりネタバレですみません。m(_ _)m
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