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『愛がきこえる』

『愛がきこえる』(原題:不説活的愛)
監督:シャー・モー
出演:チャン・イーシン,リー・ルオアン,ホアン・ヤオ,ヴィヴィアン・ティエン,ジャン・ルオナン他

塚口サンサン劇場に行くときにいつも利用していたタイムズが更地になり、その隣にあるコインパーキングに駐車していますが、料金が高い。タイムズに駐めていたときは夜間料金の適用開始時間がわりと早くて、2本観ても400円台で済んでいたのに、今は1,000円。しかも千円札が使用不可になっているときがあり、なんやねんこれと怒りを覚える。別のコインパーキングを探し、なんとか600円台で駐められるところを発見。

主演の中国人俳優チャン・イーシンは、韓国人と中国人で構成される男性アイドルグループEXOのメンバーでもあります。EXOは2012年に韓国と中国でデビューし、2015年には日本でもデビューしたそうですが、私はメンバーをひとりも知らず、たまにこうして誰かの出演作を観て「へ~」と思う程度。

ある警察の取調室。窃盗罪で逮捕された聴覚障害者の女性の手話通訳をするために立ち会うムームー。捕らえられた女性は、「勤務先の社長が酷い奴で、給与を払ってくれないからそれを貰っただけだ」と訴えるが、社長は「その女性はもう辞めているから払う給与などない」と言う。早く帰りたくて諦め気味の女性の手を取り、「障害者だからと我慢していては駄目、自分が力になるから」と励ますムームー。なぜそんなに親身になるのかと不思議がる警察官とその女性にムームーが語る、子ども時代の自分のこと。

ムームーの父親シャオマーは聴覚障害者。離婚してシングルファーザーとなったシャオマーは、ろう者のコミュニティでムームーとともに暮らす。小学校へは通わず、コーダとして生活を支えるムームーは、コミュニティの仲間たちに囲まれて楽しい日々を送っていたが、ある日、5年前に出て行ったきりの母親シャオジンがムームーを引き取りにくる。シャオマーとシャオジンがムームーの親権をめぐって争うことに。経済的にも困窮しているシャオマーのもとではムームーの将来が見えないことを指摘され、なんとか生活を向上させようとシャオマーは仕事に就く。しかしそれも上手く行かず、弁護士費用も稼がねばならないシャオマーは追い詰められ、闇ビジネスに加担してしまい……。

ムームー役の子役リー・ルオアンの可愛さに尽きると言ってもよいぐらい、彼女の愛らしさに引き込まれます。どうせお涙頂戴でしょと思っていたのに、そりゃ泣きますよね。シャオマーとシャオジンが離婚した理由のひとつが、手話でばかり話すようになった父娘シャオマーとムームーにシャオジンが置き去りにされたということ。シャオジンも手話を学び、家族で話したかったのに、誰も私と話さなくなったと語るシャオジンのつらさも伝わってきます。実際のろう者の方々も多く出演されていて、その演技も素晴らしい。エンドロールを見ていると、自然と笑顔になっている自分に気づきました。

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