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『WAR/バトル・オブ・フェイト』

『WAR/バトル・オブ・フェイト』(原題:War 2)
監督:アヤーン・ムカルジー
出演:リティック・ローシャン,N・T・ラーマ・ラオ・Jr.,キアラ・アドヴァニ,アニル・カプール,アシュトシュ・ラーナー,ヴァルン・バドラ,K・C・シャンカール,アリスタ・メータ他

前述の『#RUNSEOKJIN_EP.TOUR THE MOVIE』の後、同じく109シネマズ大阪エキスポシティにて。おそらく最近観た作品の中でいちばんの長尺174分、と思ったら『モンテ・クリスト伯』(2024)は178分でしたね。ちなみに『国宝』(2025)も175分だったから、そう珍しくもないじゃあないか。とはいうものの、本作の上映終了は24:00。睡魔に襲われるのを懸念していましたが、面白くて寝る隙なんてまったくありませんでした。リティック・ローシャンが伝説のエージェントを演じた『WAR ウォー!!』(2019)の続編。共演はあの『RRR』(2022)のN・T・ラーマ・ラオ・Jr.と来たら面白くないわけがないけれど。

RAW(インドの国家諜報機関)のトップエージェントだったカビールは、今は仕事とあらば何でも引き受けるフリーランスの傭兵。絶対にミスをしない彼に専属契約を申し入れたのは、国際的な犯罪組織“カリ”。契約を飲む証として、カリはカビールにある殺しを命じる。それは少年だったカビールを引き取って息子同然に育て上げたRAWの長官ルトラの殺害。

実はカビールがRAWを裏切ってフリーの傭兵となったのは、ルトラが命じた潜入捜査のため。祖国のために生きてきたルトラは、いずれ自身が死に至る場面をも想像してカビールに任務を負わせた。カビールがカリに潜入を果たした折に覚悟を決めていたルトラは、カリのメンバーの面前で自分を殺せとルトラに言う。心を抑えてルトラを射殺したカビール。これでカリはカビールを味方だと認める。

そんな内情があるとは知らないルトラの娘カヴィヤは、同じ家で育ってかつては恋人同士だったカビールに親を殺されたと恨む。RAWが招き入れた大佐ヴィクラムは、ルトラ殺しの犯人としてカビールを追うが、実はヴィクラムはカリのメンバーであるグラティに雇われた傭兵で……。

オープニングは鎌倉で、リティック・ローシャンが妙な日本語でしゃべるし、武器は刀だし、本作はハズレかもしれないと不安しかなかったのですが、そんな不安はすぐに吹き飛ばされます。

少年時代、両親を亡くして路頭に迷いかけていたカビールを助けたのが同様に少年だったラグーことヴィクラムでした。生きる術を知らなかったカビールのことをラグーはカブーと呼んで、路上生活のコツを教え込む。盗みも喧嘩もすべてラグーから教えられたカブーは立派に路上で生き抜けるようになりました。カブーとラグーは唯一無二の相棒だったのに、二人一緒に捕まって少年院に入ったとき、指導者としてやってきたルトラがカブーに良き人間としての資質を認めます。強いだけならラグー。でもラグーは人をひれ伏させることにしか興味がない。かくしてルトラはカブーを家に引き取り、ラグーとは離ればなれに。

こうして再会したふたりは殺し合う間柄になってしまいますが、それで終わらないのがボリウッド。最後は「死んでへんのかい!」とツッコミ入れつつも嬉しく観ました。踊りもそこそこあって楽しいし、何よりアラフィフのリティック・ローシャンが相変わらず男前だし、カヴィヤ役のキアラ・アドヴァニが美人。アニル・カプール演じるコウルは絶対悪い奴やろと怪しんでいたら、あらら、なんと頼りになる上司。スケールでかくて海外あちこちに飛びまくり、お金もめっちゃかかっているからエンドロールの長いこと(笑)。帰りの車に乗り込んだ時点で日付は変わっていても元気になれる作品でした。

きっとまたありますよね、続編。

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