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『ヒポクラテスの盲点』

『ヒポクラテスの盲点』
監督:大西隼

忘年会前に十三へ。第七藝術劇場とシアターセブンのパートナー会員の有効期限が12月いっぱいだったからそれを更新しに行きがてら、ついでに1本観ることに。

新型コロナワクチン それは国が推奨した“救世主”のはずだった あのとき喧伝されたことは正しかったのか」。そんな疑問を抱いた大西隼監督によるドキュメンタリー作品。シアターセブンは小さな劇場ではありますが、それにしたって連日ほぼ満員になるほどの客が入っています。こんな政府に楯突いた作品がシネコンで上映されるわけもないから、気になりゃここへ観に行くしかないですよね。それにしたって、これを観に来るのはどんな客なのでしょう。

国民の8割が接種したという新型コロナワクチン(mRNA遺伝子製剤)。ちなみに私は残り2割のほう。ワクチンは1度も接種していません。面と向かって「なんで受けへんの」と言われたことは1回だけありますが、その人の場合は責める口調ではなくて単に疑問という感じだったから、嫌な思いはしていません。その1回を除けば職場でもそれ以外の場でも誰かに何か言われたことはないけれど、内心ではきっと思われていたのではないかと思います。

ただ、私は別にワクチンを疑問視していたわけではなく、便秘になるのが嫌だったからです(笑)。便秘知らずの私は、とにかく毎朝「出してから」でないと何もする気になれません。「出ない」のはたとえば風邪薬を服用したとき。葛根湯だけは例外ですが、ほかの風邪薬を飲むと覿面に「出なく」なります。それなりの歳だから、更年期用のサプリも摂取していますが、あるときそれよりうんと高いサプリを試してみたら、あらら出ない。で、即やめて元のサプリに戻しました。発熱したときも解熱剤などは飲まず、服を何重にも着てありったけの布団をかぶって寝て、汗をかいて下げるなんとも原始的な方法で治します。長らく悩まされていた湿疹も結局脱ステロイド脱保湿で治しました。今では擦り傷・切り傷・虫さされ、何にも塗らないで放置して治る体になっているので、薬ほしくないんです。なんだか「薬要らない自慢」みたいになっちゃいましたが、製薬会社の敵ですよね私(笑)。

そんな自慢はさておき、本作では政府が推奨する新型コロナワクチンの安全性を当初から問題ありと訴え続けてきた医師や専門家たちに取材しています。もちろん、一方だけの話ではなく、ワクチンを有効だとする立場の医師への取材もおこなっています。双方言い分はあるでしょうが、「大丈夫です」と言う人の話だけが大きく取り上げられ、「あかんって!」と言う人の話は隠されていたかのようなのが疑問。誰か儲かっている人がいたんだろうなぁとついつい思ってしまいます。

ワクチン接種の後遺症とおぼしき症状にこんなに苦しんでいる人がいるとは知りませんでした。心臓が溶けると言ってもいいような症状が出たり、それまでは何の異常もなかった人にいきなりステージ4の癌が見つかったり。コロナ禍がまだ落ち着いていなかった2022年に癌で亡くなった弟のことを思ってギクッとしましたが、そうそう、弟は私と同じでワクチンは接種しなかったことを思い出す。

本作をご覧になっている人たちは、ワクチンを接種した人たちなのだろうか、もしそうならこれを観て不安になるばかりではと思わずにいられないのです。“ヒポクラテスの誓い”は「患者に害をなす勿れ」。「自分の能力と判断に従って、患者にためになる治療を選び、害と知る治療を絶対に選ばない」。そんな医師にかかりたいですね。

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