何度となく観た『バック・トゥ・ザ・フューチャー』(1985)。前回観たのはいつだったか忘れていましたが、約5年半前の“午前十時の映画祭10+”で鑑賞したようです。このたび4Kニューマスター版が109シネマズ大阪エキスポシティのIMAXシアターにやってきました。こりゃ行くしかないでしょう。なんといってもこの劇場で観るIMAXレーザーGT版は最強ですから。客もよく知っているのか、本作も大入り。嬉しいですねぇ。
40年前の作品という古さはあります。髪型とかファッションとかは特に。でもいつの時代に観ても面白いものは面白い。オカン(リー・トンプソン)が今の自分と同じくらいの歳の時代にタイムスリップしてしまったマーティ(マイケル・J・フォックス)。オカンは目の前にいるイケメンが自分の息子だなんてわからないから、息子だというのに一目惚れ。オカンの若かりし頃にはまだなかったカルバン・クラインのボクサーパンツを穿くマーティを見て、てっきり「カルバン・クライン君」だと思う。すっかりカルバン君になってしまうマーティ。だけど、オカンがマーティの唇を奪ったときに違和感をおぼえます。おいっ、オカンにキスされてまうんかいっ!それはやめてくれっ!とこれも毎回思う。救いは、恋した相手にキスしたはずのオカンが妙な顔をして「なんだろう、弟とキスしているみたい」と言うこと(笑)。
マーティの時代に刑務所に収監されているというジョーイ叔父さんはタイムスリップした先ではまだ赤ん坊。ベビーゲージの中でおとなしくしているジョーイのことを「檻の中にいると落ち着くみたい」と言うのも可笑しすぎる。
ヒューイ・ルイスのカメオ出演やマーティのギター演奏シーン、オトン(クリスピン・グローヴァー)を起こすためにヴァン・ヘイレンをかけるところなども大好きです。凄く楽しかった。誰でも楽しめる不朽の名作だと思います。おそらく続編も近日中に同じ劇場で上映されるはず。行かなきゃ。
この数日後に『水曜日のダウンタウン』で「名探偵津田 第4話 電気じかけの罠と100年の祈り」前編が放映されました。あまりにタイムリーで嬉しくなった。デロリアン♪(^o^)
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