『JO1 THE MOVIE『未完成』Bon Voyage』
監督:稲垣哲朗
『ENHYPEN WORLD TOUR [FATE] 』だけ観て帰るのももったいなくなって、10分後から上映の本作を同じく109シネマズ大阪エキスポシティにて鑑賞しました。
観るつもりはなかったのです。だってJO1のことも全然知らんし。メンバー11人だというのも上映開始後に知りました。顔を見て名前がわかるのは、最近『BADBOYS THE MOVIE』で見たばかりの豆原一成と『バジーノイズ』(2024)が結構好きだった川西拓実のみ。顔は覚えていないけれど名前に聞き覚えがあるのは、『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』(2023)の白岩瑠姫。川西くんが出演していた『逃走中 THE MOVIE:TOKYO MISSION』(2024)には木全翔也や金城碧海が出ていて、金城くんが出ていた『OUT』(2023)に與那城奨と大平祥生も出演していた模様。河野純喜は『白雪姫』の吹替版で白雪姫と恋に落ちるジョナサンの声を担当したそうですが、吹替版は観ていないし。というふうに全然知らないんです。こんな状態で観に行こうっちゅう奴、私以外にいます!?
そういえば数年前、阪神戦でJO1が始球式をすることになったとき、年間予約席の購入をかなり手伝ってもらっている先輩から連絡があり、先輩の妹さんがJO1のファンらしくて、始球式のある試合の日のチケットと交換してほしいと言われたことがありました。私はそのとき初めてJO1の名前を知ったような気がします。
で、本作はそんなJO1に密着したドキュメンタリー。2020年3月にデビューした彼らは、2024年11月から全国4都市を回って14公演のツアーを開催。また、今年2月から3月にかけては全6都市8公演のワールドツアーをおこなったそうです。この3月がちょうど5周年。念願だった東京ドーム公演に至るまでを追っています。
冒頭、ひとりずつがカメラに向かってどアップで話す場面では、うーむ、ENHYPENのメンバーのほうがだいぶイケメンやなぁなどと思っていました。だって、メイクが合っていないというのか、変ちゃいましたか。でも始まってみれば全然そんなことはなくて、歌が上手いし、パフォーマンスも楽しい。ワールドツアーではまだそれほど大きな会場は押さえられないけれど、各地から集まったファンが「来てくれてありがとう」と涙を流して喜んでいるのを見ると心を打たれます。
このドキュメンタリーは第2弾なのだそうで、こんなことなら第1弾も観ておけばよかったよ。やっぱり何でも観てみなあかんなという思いを強くしたのでした。『飛べるから』、いいですね。もうちょっとメンバーの顔と名前をちゃんと覚えます。
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