『マインクラフト/ザ・ムービー』(原題:A Minecraft Movie)
監督:ジャレッド・ヘス
出演:ジェイソン・モモア,ジャック・ブラック,エマ・マイヤーズ,ダニエル・ブルックス,セバスチャン・ハンセン,
ジェニファー・クーリッジ,レイチェル・ハウス,ジャレッド・ヘス,マット・ベリー他
前述の『花まんま』の後、同じく109シネマズ箕面にてIMAX版を鑑賞しました。
知らないんですよ、“マインクラフト”なるゲームを。
2011年に発売された世界中で大人気のビデオゲームらしいけれど、本作の予告編を観るまで一度も聞いたことがなくて。
2014年には早くも映画化の話があったそうなのになぜか立ち消え。10年以上経った今、ようやくその話が実現しました。
監督は『ナチョ・リブレ 覆面の神様』(2006)のジャレッド・ヘス。
そうですか、ジャック・ブラックとはもともとご縁のある人なのですね。
ヘス監督は、『ユニコーンのテルマ』 (2024)では監督と脚本と声優までも務めています。
本作でも豚軍団の将軍チャンガスを演じていました。
ところで、マイクラことマインクラフトがどういうものかというと、プレイヤーが自由にブロックを配置し、
さまざまな構造物や世界を創造できるサンドボックス型のゲームなのだそうです。
ただのゲームとしてのみならず、クリエイティビティを刺激するツールとして教育現場でも注目されているそうな。
おおむね面白かったのですが、どういうゲームか知らずに観たから、設定がよくわからなくて。
以下、私の理解はこんな感じ。
少年時代から鉱山に入りたくてたまらなかったスティーブ(ジャック・ブラック)が、オッサンになってからようやくそれを叶える。
鉱山の向こうに潜むオーバーワールドの住人となったスティーブは、
世の中のクリエイティブなものを憎むマルゴシャ率いるピグリン(=豚軍団)からオーバーワールドを守っている。
細々と続けているゲームショップも立ち退きを迫られ、金も底をつきそう。
放置された貸し倉庫にお宝が眠っていないか探してみたところで、そんな上手い話はない。
親を亡くしてこの田舎町に引っ越してきたまだ若い女性ナタリー(エマ・マイヤーズ)とその弟ヘンリー(セバスチャン・ハンセン)。
不動産業の傍ら移動動物園を運営する女性ドーン(ダニエル・ブルックス)の紹介で住む家を決める。
ナタリーは町唯一の会社に就職。SNSの担当者となり、フォロワーを現在の75人より増やすのが課題。
科学者になりたいヘンリーは、転入先の学校ですっかり変人扱いされていじめられる。
ある日、学校でトラブルを起こし、保護者を呼ぶように副校長(ジェニファー・クーリッジ)から言われたヘンリーは、
ナタリーにバレたら困るから、引っ越しの挨拶時に言葉を交わしたギャレットに親戚のふりをしてほしいと頼む。
その後、ゲームショップで見かけた謎のキューブを触るうち、ふたりともオーバーワールドに飛んでしまい……。
合っていますか?
わからないのは最初も最初のところで、スティーブが異世界に入ったきっかけです。
これってスティーブが作った世界なの?
そんな疑問を持ちつつも、異世界に紛れ込んだ彼らの様子が可笑しくて、かなり楽しく観ました。
特にヘンリーがいいですよねぇ。絶対大物になりそうな予感がするでしょ。
私の疑問を解消するために、吹替版も観ようかと思っているのですが、いつまで上映してくれるかなぁ。
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