『嘘八百 京町ロワイヤル』
監督:武正晴
出演:中井貴一,佐々木蔵之介,広末涼子,友近,森川葵,山田裕貴,竜雷太,加藤雅也,
坂田利夫,前野朋哉,木下ほうか,宇野祥平,塚地武雅,桂雀々,浜村淳,国広富之他
TOHOシネマズ伊丹にて2本ハシゴの2本目。
前述の『バッドボーイズ フォー・ライフ』の次に。
前作の『嘘八百』(2017)は笑福亭たまの新春寄席とハシゴしました。
寄席がやけに長引いて、あせって劇場に駆け込み、
なんだかものすごく疲れてしまって睡魔に襲われたことを思い出す。
そのときの印象があったから、また寝てしまったらどうしようと思いながら。
今度は寝ませんでした。(^O^)
私が小栗旬カッコイイと言うと、それは騙されているという友人(♂)がいます。
広末涼子カワイイという男性がいたら、そっちのほうが騙されていると思うのですが、
男性の皆さん、女性の皆さん、どう思われますか(笑)。
いまりは人気占い師で、その軒下を借りて古美術店を営んでいる。
ある日、TVディレクター・青山一郎(吹越満)から取材の申し込みがあり、
ほいほい引き受けたところ、さんざんな目に遭う。
青山が連れてきたのは有名古美術店の主人・嵐山直矢(加藤雅也)と
大御所鑑定家・億野万蔵(竜雷太)で、則夫を見るやニヤリと笑い、
ふたりのことをクソミソに言ったのだ。
何も言い返せないまま撮影は終了。
悶々としていた折、則夫の店に謎の京美人・橘志野(広末涼子)が訪れる。
志野は父親の形見である古田織部の幻の茶器「はたかけ」を騙し取られたと言い、
悲しむ志野のために則夫は佐輔を呼びつけ、はたかけの贋物制作を頼み込む。
実ははたかけを騙し取られたなどというのは志野の真っ赤な嘘で、
佐輔の腕前を試そうとしていただけだった。
憤る則夫と佐輔に、志野はあるビジネスを持ちかけて……。
ね? 広末涼子のほうが異性を騙しそうやと思いません?(笑)
自分が儲けることしか考えていない嵐山に鉄拳制裁を下す。
彼のご機嫌取りをして自分も儲けようとする政治家たちも同じです。
みんなで大がかりな芝居を打つ様子がすごく楽しい。
中井貴一と佐々木蔵之介、ずっと見ていたいコンビです。
小栗くんもええけれど、オッサンからも目が離せない。
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