『青夏 きみに恋した30日』
監督:古澤健
出演:葵わかな,佐野勇斗,古畑星夏,岐洲匠,久間田琳加,水石亜飛夢,
秋田汐梨,志村玲於,霧島れいか,南出凌嘉,白川和子,橋本じゅん他
TOHOシネマズ西宮にて、『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』とハシゴ。
観に来ているのはほぼ中高生女子、あるいはその年代のカップル。
またしても私は浮いている。でもやっぱりいましたよ、同じく浮いているオジサマ。
『センセイ君主』のオジイサンほどのお歳ではありませんでしたけれど。
原作は南波あつこの『青夏 Ao-Natsu』で、『別冊フレンド』に連載されていた作品。
今回観て思ったのは、私はやはり『別冊マーガレット』の掲載作品のほうが好きみたい。
面白いもので、もう別マを読まなくなってから何十年も経っているというのに、
意識せずとも昔読んでいた別冊漫画誌のほうが好みに合っているようです。
東京の女子高にかよう理緒(葵わかな)は、弟の颯太(南出凌嘉)とともに、
田舎で蕎麦屋を営む祖母(白川和子)のもとで夏休みを過ごすことに。
運命の恋の相手との出会い方に理想を持つ理緒は、
地元の酒屋の息子で高校生で吟蔵(佐野勇斗)に会い、この人こそその相手だと確信。
酒屋のショップカードを手渡され、有頂天になる。
祖母の家に着くと、なんと吟蔵が蕎麦屋を手伝っている。
しかし、理緒が蕎麦屋の孫だとわかるや否や、吟蔵はひどく冷たい態度を取る。
どうやら日頃ばあちゃんをほったらかしにしている孫だと思われているらしい。
誤解が解けてから吟蔵と理緒は親しくなり、理緒の想いは募るばかり。
だが、吟蔵には万里香(古畑星夏)という許嫁がいて……。
『プリンシパル 恋する私はヒロインですか?』などもそうだったように、
もう想像できることしか起こりません。
誤解されてスネて、飛び出して、転んで怪我してケータイ繋がらず。
そしたら彼が探しに来てくれて、って、『プリシパル』そのまんまやん。(^^;
ヒロインに嫉妬する地元の姉ちゃんがとても嫌な感じなのも王道すぎてワラける。
別フレより別マのほうが好きだと確信したのは、
『センセイ君主』のほうが断然楽しめたから。
ベタな台詞を言っていても、あっちはそれほど恥ずかしくなかったのに対して、
こっちはもう恥ずかしくて恥ずかしくて、居たたまれない気持ちに(笑)。
たぶん、主演の俳優ふたり(の顔)についても『センセイ君主』のほうが好きだからかなと思うけど、
こんなに気恥ずかしくなるとは自分でもビックリ。その点では想像を超えていた(笑)。
30日で終わらせといたほうがよかったんでないのかなぁ。
余計なお世話ですんません。
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