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『シャーロック・ホームズ シャドウゲーム』

『シャーロック・ホームズ シャドウゲーム』(原題:Sherlock Holmes: A Game of Shadows)
監督:ガイ・リッチー
出演:ロバート・ダウニー・Jr.,ジュード・ロウ,ノオミ・ラパス,ジャレッド・ハリス,
   スティーヴン・フライ,エディ・マーサン,ケリー・ライリー他

あの声とパッチリお目々になぜか惹かれてしまうロバート・ダウニー・Jr.。
“アイアンマン”シリーズも劇場に観に走らずにはいられませんが、
この“シャーロック・ホームズ”シリーズも外せず。

19世紀末、世界各地で建造物の爆破など、テロとおぼしき事件が続発する。
一見すると何のつながりもないように思われる事件だったが、
名探偵シャーロック・ホームズは、どの事件も黒幕は同一人物、
それが著名な数学者のジェームズ・モリアーティ教授ではないかと考える。

どうしてもワトソン博士の手を借りたいところだが、そのワトソンは結婚式直前。
さすがのホームズも少しは気を遣い、
モリアーティに勝負を挑みつつもワトソンを巻き込むなと忠告する。

ところが、新婚旅行中のワトソンとその妻メアリーがただちにモリアーティの的となり、
ふたりを助けるべく同じ列車に乗り込んだホームズ。
なんとか間に合ったものの、このまま終われるはずもない。
とりあえず、メアリーをホームズの兄に預けると、
ホームズとワトソンはモリアーティの陰謀を阻止しようと奔走する。

ミステリーというよりはアクション娯楽大作になっていますので、
原作ファンはきっとお怒りのことでしょう。
しかし、私は楽しくて嬉しくて仕方がない。ごめんなさい。

鋭い洞察力で今から起こることを完璧にイメージするホームズ。
こりゃ無敵やろというぐらいで、そのイメージ映像が思いっきり楽しい。
女装のホームズは、予告編で何度も見ていたにもかかわらず、
本編で見ると可笑しさはずっと上。

“ミレニアム”シリーズのリスベット役でブレイクしたノオミ・ラパスは
事件の鍵を握るジプシー女役で出演。これがまたカッコイイ。
そして笑ってしまったのはホームズの兄役、スティーヴン・フライ。
やはりドリュー・バリモアに似ていると思いませんか。
脱がないと見えないから、どうなっているのかわからないジュード・ロウの胸毛も気になります。

って、映画の感想とも言えない感想ですんません。

ホームズはワトソン君のことが好きで好きでたまらんのですねぇ。
あんなオッサンで、好きな人に好きだと言えない、
いじらしくてたまらんロバート・ダウニー・Jr.を見るならば、
『キスキス,バンバン L.A.的殺人事件』(2005)をどうぞ。
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