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ジュード・ロウの胸毛

すんません。こんなタイトルで。

先日、レンタル新作の『レポゼッション・メン』(2010)を観ました。

舞台は近未来。人工臓器の進歩で延命が可能となっています。
しかし、人工臓器は高額であるため、それを必要とする人たちは、
購入のさいにローンを組まなければなりません。
ローンを払い続けることができるのだろうかと、
購入者なら誰もが持つ不安を一掃するような、巧みな販売員の言葉により、
みんな、安堵の表情を見せてローンの書類に署名します。

ところが、ひとたびローンの支払いが滞ると、
製造販売元のユニオン社が送り込む回収人、通称レポメンによって、
人工臓器はただちに回収される仕組みとなっています。
突然現れるレポメンは対象者を気絶させ、人工臓器を切り取るのです。
ローンが払えなくなった者は死んで当然という現実。

ユニオン社の凄腕レポメン、レミーは、
この仕事を嫌がる妻の要望を聞き入れることを決意。
最後の回収にしようと向かったその先で大事故に遭います。
昏睡状態から覚めると、彼の体には人工心臓が埋め込まれていました。
自身がローンを組むはめになり、
仕事を辞めれば支払うことができないわけで、続けることに。

けれど、それ以来、回収現場で恐怖を感じて動けません。
回収しなければ給料はもらえず、
支払いの滞ったレミーは同僚から追われる立場に。

そんなお話です。
後味よく終わってほしかった感はありますが、
なかなか楽しめました。

内容以上に気になったのがタイトルの件。
ジュード・ロウの胸元が見えた瞬間、
「えっ?」と思って、巻き戻してしまいました。

ジュード・ロウの印象といえば、胸毛。
すぐに思い出すのは『ホリデイ』(2006)で、
あのときはまちがいなく胸毛があったはずなのに、
どうして本作はツルツル?
巻き戻して再確認したけれど、やっぱりない!

あの胸毛は作り物で、もともとはなかったのかと、
どうしても気になって調べちゃいました。
そうしたら、こんな記事が最初にヒット。
「ジュード・ロウ、厳寒4度でも胸毛チラリ!」。

そのほか、いろんな人のブログに、
「胸毛が鎖帷子みたい」とか「胸毛ワトソン」とか、
「スーツに胸毛がダンディ」とか「胸毛ハンサム」とか。

そっか、やっぱりあの胸毛は本物で、
今回は剃っていたのねと安堵。
なぜ安堵している自分がいるのかわかりません。(^^;

レポメンに胸毛は不要?
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