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『キング・オブ・ロストワールド』

『キング・オブ・ロストワールド』(原題:King of the Lost World)
監督:レイ・スローナー
出演:レット・ガイルズ,ジェフ・デントン,ブルース・ボックスライトナー,
   サラ・リービング,クリスティナ・ローゼンバーグ他

“キングコングとジュラシックパークの迫力が襲う、
モンスターパニックの決定打!”
……DVDの売り文句は期待できそう未公開のB級。
しかし実際は驚きの超ドC級だったのであります。

オープニングロールは海の上空。
と思うまもなく、飛行機が崖にぶち当たって墜落。
機体は大破するも、やたらと生存者多し。
「怪我はないか」って、あるに決まってるやろ。
「もう大丈夫だ、落ち着け」って、どこが大丈夫やね~ん。

ここで画面はいきなりジャングルへ。
どうやら機体は崖のこっち側とあっち側、真っ二つに割れた模様。
先に映し出されていたのは機体の後方部、
いま映し出されているのは前方部が落ちた場所。
気を失っていた客室乗務員が目を覚ますと、
巨大ゴリラが襲ってくる。ここまでわずか3分30秒。

さて、ふたたび後方部。
救援を呼ぶためには通信機が必要。
通信機のあるコックピットは前方部。
ならばみんなで前方部へということで、
後方部の一団はジャングルへと向かうのであった!

……まず名前が全然わからん。
ジョンとエドは最初に紹介しあってたけど、そのほかは?
「ジャニンを残していけないわ」とか
「ルシアに任せるわ」とか涙目で言うてるけど、それ誰よ。
サマリーって?ほならナタリーは?デイナは?あーれー。

ジャングルに入るとまず巨大グモが出現。
不用意にクモの巣に手を触れた人は、
あっというまに糸で巻き巻き状態に。
続いて人食い植物が出現、今度は蔓で巻き巻き状態に。

ひっくり返りそうになったのは40分を経過した頃。
巨大サソリにぶった切られてジョン、昇天。
アンタ、主役やったんとちゃうんかい。

さらには怪しい原住民が出てきて、
翼竜に生け贄として差し出すために
一団を次々とさらってしまうのであります。

最後は巨大ゴリラと翼竜と戦闘機、
勝利を手にするのはどいつだ?って、
どいつでもええっちゅうねん。

ええい、ラストもバラしちゃお。
生き残った3名はジャングルを抜け出る手段なし。
女「ここで死ぬのね」。
男「今日は死なないさ」。
なんで言い切れるねん。

めまぐるしい展開やのに
眠たくなるってどーゆーことよ。
こんな作品が完成して世に出たことに
ある意味、感服。わおっ!
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