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アカデミー賞、主演男優賞をゲットしたのは

昨日の生中継を友人に録画してもらったので、今晩観る予定ですが、
ネットニュースはディカプリオが受賞を逃したことばかり。
日本での知名度を考えると、ディカプリオに注目が集まるのは
仕方のないことかもしれません。

で、ディカプリオを抑えて主演男優賞をゲットしたのは
『Ray』のジェイミー・フォックス。
ソウルの神様、レイ・チャールズの自伝ということで、この作品は日本でも話題に。
もともとコメディアンの彼は自身の名前を冠したTV番組も持つぐらい、
アメリカではすでに人気者。
日本ではトム・クルーズと共演した『コラテラル』(2004)で
彼の名前を知った人も多いのでは。

もっと軽くて茶目っ気たっぷりの彼を見たければ、
『恋のトリセツ 別れ編』(2004)をお薦めします。
劇場未公開だった低予算ラブコメで、
おそらくジェイミーが『コラテラル』に出演したおかげで
慌ててDVD化したものでしょう。

ジェイミー演じるクインシーは、婚約者から突然別れを告げられて凹みまくり。
自暴自棄の生活に陥りかけますが、
あるとき、巷には恋の入門書はあっても別れの手引き書がないことに気づきます。
相手に恨まれず、美しく別れるためにはどうしたらいいか。
書き綴ったものを出版したところ、これがバカ売れ。
一躍有名作家となった彼は、別れのプロとして
会社のリストラ宣告役まで仰せつかることに。
誰彼となく別れ方を指南するうちにあちこちで誤解を招いて……というお話。

原題は“Breakin’ All The Rules”で、
邦題がコレですから、全然期待せずに観たら意外とおもしろかった去年の一作。

オスカーを手にしちゃったら、プレッシャーで今後の作品選びもたいへんなことでしょう。
たまにはこんな軽めのにも出てよねとお願いしておきます。
大丈夫かなぁ、これから、とちょっと心配。
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