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今年観た映画50音順〈ま行〉

《ま》
『マスター・アンド・コマンダー』(原題:Master and Commander: The Far Side of the World)
原作はパトリック・オブライアンの海洋冒険小説。
ナポレオンがヨーロッパ征服を目論んでいた1805年。
苦戦を強いられていた英国軍の伝説的艦長オーブリーと、
彼のもとに送り込まれたまだ幼い兵士たち。
洋上で繰り広げられる仏軍との、そして大自然との闘い。
監督が1805年当時の英国海軍について徹底的に調べあげ、
帆船はもちろん、士官の制服についても忠実に再現したそうです。
艦長の親友で、医者であり人類学者である
スティーヴンを演じたポール・ベタニーが○。

《み》
『ミトン』(英題:Mitten)
1967年のソ連の人形アニメが、昨冬日本でも公開。
幼いアーニャは犬が飼いたくてたまらない。
しかし、母親が許してくれず、
犬を連れて雪の町を散歩する人々の姿をうらやましそうに眺めるだけ。
やがてアーニャは赤い手袋を犬に見立てることを思いつく。
手袋を引きずって歩くうち、手袋が本当に子犬になって……。
なんとも言えず懐かしい気持ちになります。
ソ連のアニメ、侮れず。

《む》
『MUSA 武士』(英題:The Warrior)
韓国・中国合作。
14世紀末、朝鮮・高麗が中国・明朝へ遣わした使節団が
スパイ容疑をかけられて、砂漠へ流刑となる。
明の兵士に連れられて、使節団が砂漠へ向かう途中、明を敵視する元軍に襲われる。
明の兵士は全滅し、使節団は自由の身となる。
使節団の将軍は高麗へ戻る決意をするが、
元軍に捕われていた明の姫と遭遇、助けを求められる。
使節団の将軍と反目しあいながらも、一緒に姫を助ける寡黙な奴隷ヨソル役、
チョン・ウソン、かっこいい。

《め》
『女神が家にやってきた』(原題:Bringing Down the House)
弁護士ピーターは仕事が命。
子どものことが気にはなるものの、ほったらかし。
ある日、インターネットでシャーリーンという女性と知り合う。
知的で美人らしい彼女と会う約束をとりつけるが、
実物の彼女は巨漢の黒人女性、しかも脱獄囚だった。
弱みにつけこまれて彼女を家に置くことになるが、
意外にも彼女は子守りとして才能を発揮する。
がさつなシャーリーンに振り回されながらも、彼女の大きなハートに包まれて、
徐々に父親らしく、人間味を持ち始めるピーター。
『シカゴ』(2002)で女看守役を演じたラップ界の女王、
クイーン・ラティファがシャーリーン役。ド迫力。
体もでかいけど、器もでっかい感じがします。

《も》
思いつく新作は数あれど、まだ観てないものばっかり。
あしからず。
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