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凹んだときに観る映画

親愛なる友人が最近メゲてます。
スランプから脱出したいとき、
あなたならどうする?と聞かれました。

私は、基本的に、「何かが原因で落ち込んでいるとき、
その何かでしか回復されない」と思ってます。

たとえば、大失恋したとき、
それを癒すためには結局オトコしかないと。
恋に傷ついたとき、女友だちと飲んで食べて大騒ぎしてスッキリ、
なんてこともあるでしょうが、
根本的なところでは癒されない。どこか心は痛いまま。
前の恋をも吹き飛ばすオトコが現れたときこそ、
ほんとに心は元気になる。

原因とはちがうもので心の修復を試みても、
どこか心は痛いままなのです。

仕事でもスポーツでも何でも、基本はそうだと思ってます。
大失敗してスランプに陥ったとき、
ほかのことで気分転換を図ったとしても、
やっぱり心に何かがひっかかる。
そんなとき、いい仕事がひとつできたら、いいプレーがひとつできたら、
そのときは心がジワ~ンとしてきます。
あぁ、やっててよかったと。

でも、そんな現実を心に置きつつ、
とりあえずは気分を晴らしたいとき、こんな映画を観ます。
定番中の定番だもんで、いまさら書くこともないと思われる3本。

『ショーシャンクの空に』(1994)。
妻とその愛人を殺した罪で終身刑となった銀行家のアンディ。
無実を訴える彼は、刑務所内でも希望を持ち続けます。
根暗の代表みたいなアンディには、光が射すことはないのではとも思えます。
そんななか、銀行家としての腕を刑務所内で発揮し、
人間関係を築いていくすべもおもしろいし、
アンディがかけるレコード“フィガロの結婚”に
囚人たちが癒されるシーンも秀逸。
この作品が世間で評判になりすぎたのが
アマノジャクな私としてはつまらんけれど、
やはり観賞後のあの爽快感は表現しがたいでしょう。
生きててよかったと思った作品です。

『素晴らしき哉、人生!』(1946)。
善人で、いつも人に恵まれ、
逆境にもめげずにやってきた主人公。
でもあるとき、ツキにも見放されて絶望のどん底に。
自殺しようとした彼の目の前に見習い中の天使が現れて……。
人生ってええもんやと思ったクラシック作品。

そして『シャイン』(1995)。

けど、原因がわからなくて凹むときは?
私にもそのうち訪れるであろう更年期。
そんな場合はどうすればいいのか、これは困るなぁ。
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