選挙が終わりました。
昨日の晩はどのチャンネルをまわしても開票速報ばかり。
大阪ではタイガーステレビとの異名をとるサンテレビまでもが開票速報。
そのニュースが世間でどれくらい大きく取り扱われているか、
わが家では「サンテレビが中継しているかどうか」で
その度合いを計ることがしばしばです。
アメリカでは選挙ネタの映画が数年に一度、必ず製作されているように思います。
それだけ注目度が高いのでしょう。
『ボブ・ロバーツ』(1992)はティム・ロビンス監督・主演。
イギリスとの合作です。
35歳のフォークシンガーで億万長者のボブ・ロバーツ。
彼が上院議員に立候補。
候補者たちのスキャンダル応酬合戦が繰り広げられます。
パートナーのスーザン・サランドンをはじめ、カメオ出演しているスターがわんさか。
ロビンスって人脈が厚いのかなと思います。
この作品ではロビンスの歌声も拝めます。
そして彼らも『ボブ・ロバーツ』にカメオ出演した
スターのうちのひとり、いやふたり。
ジョン・キューザックとジェームズ・スペイダー主演の『トゥルー・カラーズ』(1991)。
ピーターとティムは大学でともに法律を学んだルームメイト。
出会いこそ最悪だったがいまや親友に。
しかし、幼いころから貧しい生活を送ってきたピーターと、
裕福な家庭に育ち、上院議員の娘と交際しているティムとは将来への思いもちがいすぎた。
ピーターは政界入りを目指し、ティムは司法省へと進む。
選挙戦を前に裏工作を図るピーターを告発しようとするティム。
お互いへの信頼が武器になるところがズキッときます。
でも、人の悪い役はジョン・キューザックには似合わんなぁ。
『パーフェクト・カップル』(1998) はクリントン前大統領夫妻をそのまんまモデルに。
大統領選に出馬した州知事ジャックとその妻スーザンは、
はたから見るとまさに完璧なカップル。
しかし、選挙戦がはじまってみると、出るわ、出るわの女性スキャンダルの数々。
選挙スタッフで、スキャンダル揉み消しを鮮やかにこなす
キャシー・ベイツの演技が素晴らしいです。
その2に続く。
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