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『ザ・コア』

『ザ・コア』(原題:The Core)
監督:ジョン・アミエル
出演:アーロン・エッカート,ヒラリー・スワンク,チェッキー・カリョ,
   デルロイ・リンドー,スタンリー・トゥッチ,ブルース・グリーンウッド他

ペースメーカーを使用する人々が突然一斉に死亡し、
それに続いて数々の異常現象が起こり始める。
ヒッチコックの『鳥』(1963)ばりに鳩が飛び回り、窓に激突したり、
スペースシャトルが制御不能に陥ったり。

大学で地球物理学を教えるジョシュは、
これらの原因が地球の核(コア)の回転停止であると考える。
このままいけば1年以内には地球が焼き尽くされてしまう。
人類滅亡の危機は避けられそうにもない。

NASAに協力を求められたジョシュは、
なんとか手が打てないものか考えはじめる。
その結果、ジョシュをはじめとする6名が地中に潜ることに。
地球物理学で名高いジムスキー博士、高エネルギー武器の専門家であるサージ、
地中潜行船の開発者ブラズ、そして船長のアイバーソンと女性操縦士ベック。
この6名が地中潜行船に乗り込み、コアに核爆弾を仕掛けて爆破させ、
その衝撃波でコアを刺激し、再回転させようというのだ。

……『ディープ・インパクト』(1998)に『アルマゲドン』(1998)、
なんで何年かに1度、必ずこういう作品がつくられるのん?
人類を救うため、『アルマゲドン』では宇宙に向かって飛びたっていったけど、
これは地中に潜るのだっ。ほんまにそれだけのちがい。
なんだか、やたら軽装備だし、
5000度の熱さのところを2500度までしか耐えられへん保護服を着て
役目を果たすまで「ウッ」と唸りつつも無事だったりして、笑える。
「うりゃ~、そんなこと、あるか~!」とツッこむことしばしば。

でも、使命をおびた乗組員のうちのひとりが
「地球を救うためにやるなんて荷が重すぎる。俺は自分の家族のためだけにやる」
っていうところなんかは泣けるし、それぞれの職業もなかなか細かく設定してあったりする。
溶岩や飛び交うダイヤを避けながら地中を突き進むところは
テーマパークのアトラクションみたいで、
やっぱり大画面で観たほうがいい映画ではあるなぁ。

いかんせん、出演メンバーが地味すぎる。(^^;
ま、どんな映画にしても『パール・ハーバー』(2001)よりはマシ、
と、いまのところ思う私です。
あれよりひどい映画が出てきたら是が非でも観たい。
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