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『劇場版総集編 ガールズバンドクライ 前編 青春狂走曲』

『劇場版総集編 ガールズバンドクライ 前編 青春狂走曲』
監督:酒井和男
声の出演:理名,夕莉,美怜,凪都,朱李,近藤玲奈,あんどうさくら,幸田直子,平田広明,沢城みゆき他

全然知らないアニメだけど、行けば来場者特典がもらえるんじゃないかしらと期待して公開初日に行きました。もらえました。自分で集めているいるわけではありません。メルカリしている姐さんに託して、姐さんと遊ぶときの資金としています。前述の『プロセキューター』の次に、同じく109シネマズ大阪エキスポシティにて。

昨年4月から6月にかけてテレビ放送されたメディアミックス作品なのだそうです。「東映アニメーション制作のTVアニメとagehaspringsの手掛ける5人組ガールズバンド“トゲナシトゲアリ”が連動するプロジェクト」と言われても、相変わらず私はそもそもメディアミックス作品とはどういうものなのかがピンと来ちゃいないのですが、あっちもこっちも同時進行する話と思っていいのですかね。若干ちがう気がする。こんなふうにまるでわかっていなくても音楽好きなら楽しめる話です。何の前知識もなく書いていますので、下記あらすじに誤りがあったらお許しを。

高校でいじめに遭って不登校に陥った仁菜は学校を辞め、熊本から単身で上京。教師の職業に就く父親が体裁を気にしてわが子の不登校を許せず、ずいぶんと罵倒された。高校を中退しても大学に入りさえすればいいんでしょ、ならば私は自力で大学に入ると息巻いて上京したものの右も左もわからない。契約していたアパートにようやくたどり着いたのは夜も遅くなってからで、鍵をもらう予定だった不動産屋は本日の営業終了。とりあえず夜を明かさねばと思っていたとき、あるミュージシャンの路上ライブに出くわす。

そのミュージシャンはもともと仁菜が大好きだったガールズバンド“ダイヤモンドダスト”を脱退したギタリスト桃香。辛かったときに桃香が作った曲を聴いて衝撃を受けた仁菜は、桃香の演奏終了を待って思わず駆け寄る。桃香は仁菜を食事に連れて行き、自宅に泊まらせることに。話は弾むが、桃香が自作の曲の権利をダイヤモンドダストに譲渡したことについて仁菜からとやかく言われて口をつぐむ。その翌朝、桃香が音楽をあきらめて北海道に帰ると知り、仁菜はビックリ。大学受験に向けて予備校で頑張るつもりの仁菜だったが、桃香に音楽をやめてほしくない。帰郷しようとする桃香を追いかけ、とどまってくれるように叫ぶ。

桃香の決心を翻すことに成功はしたものの、そのときに仁菜の歌声を聴いた桃香は、一緒にバンドをやろうと仁菜を誘う。戸惑いつつも頷かざるを得なくなる仁菜。後日、桃香が連れてきたドラマーのすばるを紹介されるのだが……。

楽しかったです。“ぼっち・ざ・ろっく!”シリーズといい、バンドの話は楽しいですね。

仁菜の家庭環境はかなり複雑なもの。虐待に遭っているなどではないけれど、厳格な父親のもと、いくつかの家訓が掲げられている家庭です。そのうちのひとつが「夕食は必ず家族4人そろって摂ること」だから、仁菜は外食などほとんどしたことがありません。桃香に連れて行ってもらった店で生まれて初めて牛丼を食べて目からウロコ。一方のすばるはアクターズスクールに通うお嬢様ではありますが、祖母が現役の名女優だという呪縛がある。世渡りは上手くとも心中はいつももやもや。それぞれ人に触れられたくないような部分があり、でも誰かに聴いてほしい気もしています。

最初はスリーピースバンド。途中から牛丼屋の店員で実はバンドをやっている2人、智とルパが加わります。この2人も元は別の2人とバンドを組んでいたのに決裂。キーボードベースでどうしたものかと思っているときに、客の桃香たちの会話を耳にしてこの3人となら上手くやれそうじゃないかと思う。キャラがみんな違って面白い。前編は仁菜が予備校を辞めてバンド活動に専念と宣言するところで終了。なにしろダイヤモンドダストの桃香の後任が仁菜をいじめていた奴ですから、多少ドロドロした展開になるのでしょうか。

このタイトルを聞いてすぐに思いつくのは『ボーイズ・ドント・クライ』(1999)。もちろん何の関係もないけれど、“Cry”と付けばたいてい“Don’t Cry”。そうだ、「叫ばない」じゃない。バンドは叫べ。

『プロセキューター』

『プロセキューター』(原題:誤判)
監督:ドニー・イェン
出演:ドニー・イェン,ジュリアン・チョン,フランシス・ン,マイケル・ホイ,ケント・チェン,マイケル・チョン,ラウ・コン,メイソン・フォン他

前週のうちに観そびれていた本作。次週公開されるほかの作品を優先すればこれを観る機会を逸しそうでしたが、やっぱり観たいのよ、ドニー・イェン。後悔しないように観ておこうと、109シネマズ大阪エキスポシティへ。彼が監督・製作・主演を務めています。

香港警察ベテラン熱血刑事フォクは黒社会のリーダーを捕まえるも罰することができず。その弁護士に上手くかわされてしまったから。これをきっかけに刑事を辞めて検事に転身。初担当することになったのは、麻薬密売の容疑で青年マーが起訴された事件。

マーは幼少期を悲惨な家庭環境で過ごし、ヤク中の母親から虐待を受けていたところを見かねた祖父が引き取った。貧しいながらも祖父と孫は真っ当な生活を送っていたが、荷物の受け取り人として名前と住所を貸せば報酬をもらえるという話にマーは乗ってしまい、荷物の受け取り時に香港警察に踏み込まれて現行犯逮捕された。

「荷物の中身は知らなかった、住所を貸しただけだ」と主張するマーは、荷物の実際の受取人とされるラムと共に起訴されるが、辣腕の女性弁護士チャンから「罪を認めれば減刑される」と聞かされ、致し方なく罪を認める。すぐに釈放されると聞いていたのにそうではないことがわかり、暴れたマーは懲役27年の刑を受ける。しかもラムは無罪放免。

検事なのだから勝訴で終わればいいはずが、どうにも納得の行かないフォク。古巣の香港警察の力を借りて調べるうちに、マー同様に騙されて服役した若者が多くいると知る。裏社会と繋がって利益を得ている法曹界に静かに怒りを募らせるフォクは……。

ドニー・イェンが刑事から検事に転身する主人公って、また大胆な設定を考えたもので。検事になってもドニーは強い。しかしいくら刑事時代に部下たちから慕われていたからって、検事がこんなにも警察から情報を得ていいものなんですか。情報を得るどころか、後輩刑事たちを使って自分の思いのままに捜査させていますからね(笑)。

良いように使われる元部下のリーを演じているのはマイケル・チョンで、別名MCという売れっ子歌手なのだそうです。こういうイケメン大歓迎。また、破天荒な中年新入り検事を迎えて戸惑いながらもフォクにつきあう検事パウ役のケント・チェンや、悪徳検事かと思っていたら意外と善人だった次長検事ヨン役のフランシス・ンなど、味のあるオッサン連中も◯。

安定のドニー・イェン。バッドエンドは絶対に来ないとわかっているアクションものはいつでも楽しい。

『テレビの中に入りたい』

『テレビの中に入りたい』(原題:I Saw the TV Glow)
監督:ジェーン・シェーンブルン
出演:ジャスティス・スミス,ブリジェット・ランディ=ペイン,ヘレナ・ハワード,リンジー・ジョーダン他

2022年6月に亡くなったが使っていた洗濯機をわが家に移設して3年、ついに壊れました。部品を換えればまだ使えるかもしれないとは思ったけれど、2013年の製品。最近の洗濯機の寿命は7年程度らしくて、んじゃもう十分働いたよねと買い換えることに。ヨドバシカメラに午前中着を指定して休みを取った日、11:40にヨドバシから電話がかかってきて「12:00-15:00に伺います」と言う。はぁ?午前中を指定した意味ないやんと文句を言いたくなるところ、作業に来る人の機嫌を損ねても困るのでグッと飲み込んで待つ。その間に単行本だから持ち歩くのが面倒だった『四ツ谷一族の家系図』を読めたからまぁいいや。

で、結局ヨドバシが来たのは13:10で、設置に30分弱要する。洗濯機が予定通り届いたら観ようと思っていた本作はイオンシネマ茨木で14:05からの上映。この日の晩は甲子園阪神タイガースの今シーズン最終戦を観戦予定で、老健にも寄ってに面会するつもりだったのに、映画の前には老健に寄れんがな。とりあえず映画には間に合いそうだとすぐに家を出て茨木へ。

A24配給の本作は、エマ・ストーンがジェーン・シェーンブルン監督の脚本に惚れ込んで製作に名乗りを上げたことで話題となっている作品です。アメリカでは昨年わずか4館で限定公開だったところ、評判を呼びに呼んで2週間後には469館の拡⼤公開に至ったとのこと。

1990年代のアメリカ郊外。中学1年生の男子オーウェンは深夜番組“ピンク・オペーク”に好奇心を募らせている。イザベラとタラというふたりの少女が怪物たちと戦う話で、怪物を遣わすのは“ミスターメランコリー”。予告編を目にするたびに観たくてたまらなくなっているのに、オーウェンは親から22:00就寝を言い渡されているから、視聴することは許されない。

ある日、母親に連れられて訪れた選挙会場の体育館で、同番組のオフィシャルブックに読みふける2学年上の少⼥マディと出会う。観たくても観られない事情をオーウェンがマディに打ち明けると、マディが妙案を持ちかける。オーウェンは友達の家に泊まると両親に嘘をついてマディの家へ。マディの家でこの番組を観て虜になる。頻繁に嘘をついて出てくるわけにはいかないオーウェンに、マディは録画したものを貸してくれるようになる。

この町から出て行かなければ死んでしまうと常々話していたマディが、あるとき突然いなくなる。マディの家の裏では画面に穴のあいたテレビが燃えていた。彼女の行方がわからないまま、歳を取ってゆくオーウェンだったが……。

オーウェンを演じるのは『ジュラシック・ワールド/炎の王国』(2018)のジャスティス・スミス。マディ役には『ビルとテッドの時空旅⾏ ⾳楽で世界を救え!』(2020)のジャック・ヘヴン(男女どちらの性でもないことを自認するノンバイナリーを公言してブリジェット・ランディ=ペインから改名)。ほかにもテレビの中の登場人物として、インディロック界のカリスマであるリンジー・ジョーダンが出演しています。って、カリスマかどうか知らんけど。

若者が熱狂して大ヒットした作品なのだそうですが、私には何をどう感じ取ればいいのか正直なところわからない。ただ、つまらないわけではありません。

テレビの中の登場人物と自分たちを重ね合わせるのは現実逃避したいからだと思えるけれど、その割にオーウェンには意気地がない。一緒にここから出て行こうとマディに言われると、オーウェンは行きたくないから親に外出を禁じられたいとすら考えます。いい子で過ごしてきた彼は、マディのように行動に起こせないまま大人になり、年老いてゆきます。それでもまだその毎日から抜け出すことが恐ろしい。何もしない人生を選んできた自分を振り返ることのほうが怖いのに。

「テレビの中に入りたい」と聞いて貞子のようにテレビの中から出てくるほうを思いましたが、そうじゃなかった。これは『ビデオドローム』(1982)の青春版みたいな感じです。

『ブラックバッグ』

『ブラックバッグ』(原題:Black Bag)
監督:スティーヴン・ソダーバーグ
出演:ケイト・ブランシェット,マイケル・ファスベンダー,マリサ・アベラ,トム・バーク,ナオミ・ハリス,レゲ=ジャン・ペイジ,グスタフ・スカルスガルド,カエ・アレキサンダー,ピアース・ブロスナン他

イオンシネマ茨木にて、前述の『THE MONKEY/ザ・モンキー』とハシゴ。この前日に観たのが『ブラックドッグ』だからややこしい(笑)。あちらは中国作品でしたが、こちらはイギリスが舞台のアメリカ作品。監督は“オーシャンズ11”シリーズのスティーヴン・ソダーバーグで、今春公開された『プレゼンス 存在』にはこんな作品も撮るのかと驚かされました。本作ではケイト・ブランシェットマイケル・ファスベンダー起用しているとなると、巷の評判がどうであれ観たくなります。タイトルの“Black Bag”とは「極秘任務」の意味だそうな。

イギリスの諜報機関NCSC(National Cyber Security Centreの略、日本語では「国家サイバーセキュリティセンター」)に所属する優秀なエージェントのジョージは、上司ミッチャムから極秘ソフトウェアプログラム“セヴェルス”が盗み出されたことを聞かされ、組織内にいるモグラ(=二重スパイ)探しを命じられる。容疑者は5名で、その中にはジョージの妻で同じくエージェントのキャスリンも含まれている。

容疑者たちを探ることにしたジョージだが、キャスリンもその対象だということはもちろん彼女に伏せたまま。キャスリンには容疑者は4人だと偽って自宅に招き、ジョージとキャスリンはディナーを振る舞う。あとの4人は、衛星画像専門家のクラリッサ、彼女の恋人でケースオフィサー(海外の機密情報提供者を見つけて協力関係を築くことを任務とする)のフレディと、防諜担当のジミー、彼の恋人でエージェントたちのカウンセリングを担当する精神科医のゾーイ。

ディナーの前にまず集まった4人は、なぜいま自分たちが呼ばれるのだろうと訝りつつ、ジョージとキャスリンの友人カップル2組がディナーに招待されるのは何もおかしなことではないと納得する。料理に仕込んだ薬と酒のせいであぶり出される4人の関係性。

同日、ミッチャムが自宅で心臓発作を起こして急逝。これは本当に病死なのか、それとも殺人なのか。慎重になるジョージに4人それぞれからもたらされるさまざまな情報。いずれもキャスリンがモグラなのではないかと思わせられる内容で……。

ネタバレです。欺き合うエージェント夫婦の話なのかと思ったら、夫婦の絆の話でした。どう見てもキャスリンが怪しくて、ジョージも彼女のことを疑っているようなのに、実はキャスリンのことは信用しています。そして万が一彼女がスパイだったとしても、全身全霊をかけて守ると決めています。それはキャスリンも同じことで、ジョージのためなら何だってやれる。

会話が多いため、少々眠くなる部分はありましたが、思い合う夫婦だということを利用して罠にかけられたと知ったとき、ふたりは絶対その罠に落ちるもんかと意をひとつにして反撃します。こんな賢い夫婦を敵に回したらエライことになるんですね(笑)。悪事に手を染める奴は自分のほうが賢いと思っている。それ、間違ってるから。キャスリンの上司を演じるピアース・ブロスナンには元ジェームズ・ボンドの影なし。情けないツラを見てこっちが情けなくなりました。(^^;

『THE MONKEY/ザ・モンキー』

『THE MONKEY/ザ・モンキー』(原題:The Monkey)
監督:オズ・パーキンス
出演:テオ・ジェームズ,タチアナ・マズラニー,クリスチャン・コンヴェリー,コリン・オブライエン,ローハン・キャンベル,サラ・レヴィ,アダム・スコット,イライジャ・ウッド他

上映終了間近だった日、イオンシネマ茨木へ滑り込み。客は私と若い女性2人組のみだったけど、こんなにガラ空きなのになんで私の隣ひとつだけ空けて2人が座るのよ。私がど真ん中に陣取っているわけでもないのに、もう少し離れて席を取ってくれてもよくないですか。予告編が始まってから入場した瞬間にこの状況を見て「げっ」と思い、どっちみち客はほかにいないんだからと離れたところへ座っちゃいました。

原作はスティーヴン・キングの短編小説『猿とシンバル』で、短編集『神々のワードプロセッサ』に収録されています。この短編集は読んだはずだけど、たぶん25年くらい前のことなので全然おぼえていません。血が飛び交う描写ゆえのR15+指定

ある男が骨董品店でオモチャの猿人形を返品しようとするが、店主に断られる。どうしても返品したいという男はこの猿人形を心底恐れている様子。店主が訝しむうちに猿人形のバチを持つ腕が振り上げられ、太鼓を叩きはじめる。鳴り止んだそのとき、ありえないことが店内で起きて店主は死亡。男はその後どうなったかわからない。

失踪した男の妻ロイスはシングルマザーとなり、双子の兄弟ビルとハルを育てる。顔は似ていても性格はまるで別のふたり。陽気なビルと陰気なハル。ある日、ロイスから父親の私物が遺されていることを聞いて兄弟で物色中、猿人形を発見。「ネジを回せ。あとはお楽しみ」と書かれている。背中のゼンマイを回すと猿が太鼓を叩きだし、それが止んだ頃、ふたりのベビーシッターの首が見事に切れて死亡。

もしかするとこの猿に願えば人を殺せるのではないか。意地悪なビルのせいで学校でもいじめられているハルは、ビルの死を願って猿のゼンマイを回す。ところが太鼓が鳴り止んだとき、ビルではなくてロイスが死んでしまう。自分の死が願われていたことは知らないが、この猿は不吉だと感じたビルは、ハルと共に猿を処分する。両親を失って、伯父チップと伯母アイダに引き取られるふたり。しかし猿が再び現れ、チップも変死する。

25年後。ハルは一児の父親となっていたが、こんな過去を持つがゆえに、自分の存在が身近な人を傷つけるのではないかと気が気ではない。心を開けないまま離婚し、年に一度だけ息子ピーティーと過ごす。元妻が再婚相手と相談してピーティーを正式に養子にすると聞き、ハルは傷心。これがピーティーと過ごす最後の日になるかもしれないと遊園地を目指す途中、疎遠になっていたビルから電話が入る。アイダが不審死を遂げたから遺品整理に行けとビルは言うのだが……。

猿人形の由来とか目的とかがさっぱりわからなくて、その辺りはもうちょっと納得できる理由を与えてほしいと思ったりもします。だけど、こういうホラーにそんなもっともらしい理由は要らないのかもしれません。単に、謎の猿人形がいて、こいつが演奏を始めたら恐ろしいことが起きる。誰が死ぬかもわからなくて、とりあえずゼンマイを回した人は死ななくて済む。回して回してみんな死んじまえって、それでいいんでしょうね。

テオ・ジェームズが一人二役。彼を見るのは『ダイバージェントNEO』(2015)以来ですが、『デスパレート・ラン』(2021)では製作総指揮を務めたようで、ほかはTVドラマに主に出演している様子。まるで性格の異なる兄弟を上手く演じ分けていたと思います。驚くのは少年時代の兄弟を演じた子役のクリスチャン・コンヴェリー。これはてっきり別の子役が演じているのだと思っていました。上手いですねぇ。クソガキのビルを演じるところなんか。あと、怖かったのはハルの元妻の再婚相手役イライジャ・ウッド“ロード・オブ・ザ・リング”シリーズの主人公フロドを彼が演じていたなんて、今となっては信じられず。変人ぶりが板につきすぎていて不気味なことこのうえなし。

スティーヴン・キング原作の作品を観ると、メイン州ってめちゃくちゃ陰鬱な土地。実際はどうですか。