2025年12月の読書メーター
読んだ本の数:7冊
読んだページ数:2196ページ
ナイス数:619ナイス
https://bookmeter.com/users/762098/summary/monthly/2025/12
■爆弾 (講談社文庫 こ 90-6)
原作を先に読了していた場合のみ、【再読ではなくて映画版を観たので】として映画の感想をこちらに書き込んでいます。本作は先に映画版を観たため、いつもの私のルールに倣えば映画の感想は書かないケース。だけどあまりに原作に忠実で、読んでいる間すべてのシーンが映画に脳内変換されました。日頃から原作と映画は別物と考えるようにはしているものの、目が点になるような改変があるとがっかりすることも多い。その点、本作は佐藤二朗は当て書きされたのかと思うほどそのまんま。山田裕貴と染谷将太もよかった。って、結局映画の感想になっとる。
読了日:12月07日 著者:呉 勝浩
https://bookmeter.com/books/22004329
■凶変 警視庁異能処理班ミカヅチ (講談社タイガ ナ-B 18)
前作で結構な佳境に入っていると思っていたけれど、本作こそ佳境ど真ん中でしょうか。どんどん悪魔化してゆく赤バッジ。なのに妹のことを心配している様子には泣けてきます。怜がすっかり逞しくなっちゃって。チームとしての結束力が高まってきて目が離せません。今回いちばん驚いたのは、私の勤務先の名前がそのまんま出てきたことです。最初は「おおっ」とウキウキしていたのですが、その後すぐに雲行きが怪しくなって館長の首がぶった切られる展開に。四天王の一尊だったのなら光栄と思うべきか。あー、びっくりした(笑)。みんなに教えよっと。
読了日:12月14日 著者:内藤 了
https://bookmeter.com/books/22956557
■有罪、とAIは告げた (小学館文庫 な 33-4)
“静おばあちゃん”シリーズを読んでいた頃、この賢く可愛い孫娘もそのうち主人公になって登場しますようにと願っていました。彼女もこうして裁判官になったのだなぁと思うと感慨深い。父親を殺した罪に問われている18歳の少年。誰かをかばっているとしたら弟しかいないから、七里センセのわりには驚かないオチ。けれど本作はそこよりもAIに裁判を任せるのがありかどうかの話。来月公開のクリス・プラットとレベッカ・ファーガソン主演の『MERCY/マーシー AI裁判』の予告編が劇場で流れ始めています。本作とどう違うのか楽しみです。
読了日:12月18日 著者:中山 七里
https://bookmeter.com/books/22983603
■兄の終い (CEMH文庫 む 01)
映画版のタイトルとは違うのねと思いながら読みはじめました。『兄を持ち運べるサイズに』というフレーズは序盤に登場。上手くこれを拾って映画のタイトルにしたものだなぁと思います。映画も原作も最初はこの兄のクズっぷりに嫌悪感すら抱く。部屋の様子を見れば、息子をちゃんと育てていたのかどうかすら疑わしい。けれど息子の表情や別れた妻子が彼について語る言葉からは破天荒ながらも楽しませてくれる人だったのかと思わなくもない。原作そのままのようでありつつファンタジーの要素を含めた中野量太監督の映画版、とてもよかったです。
読了日:12月20日 著者:村井理子
https://bookmeter.com/books/22840519
■赤い月、廃駅の上に (角川文庫)
どうやら酔っぱらった状態で読んではいけない作品だったようです。飲酒後の帰り道、電車の中で読んでいたはずが、摩訶不思議な世界に引きずり込まれ、頁をめくりつつも訳がわからなくなっていました。酔っぱらっていたらどれを読んでもそうなるか(笑)。奇しくも私が乗車したのは地下鉄御堂筋線と北大阪急行。読みながらまさにその駅を通って帰ったから、出てきた駅名だけははっきりと頭に残っています。そのほかの話も「三途の川を渡る列車の運転が荒かったら嫌やなぁ」などと思ったことだけは覚えていて、薄気味の悪い寝起き。途中下車はしない。
読了日:12月25日 著者:有栖川 有栖
https://bookmeter.com/books/5310066
■SOUL 警察庁特捜地域潜入班・鳴瀬清花 (角川ホラー文庫)
内藤了の新刊2冊のうちどちらを先に読むか迷い、“藤堂比奈子”シリーズのスピンオフよりも進行中のこちらを優先することに。殺人をまったく後悔していない様子の死刑囚が告白する別の殺人。調査を進めたところで時効が成立している昔の話。告白が本当だったとしても今更どうなるというのかと思う清花に班長がかけた言葉が心に残ります。この仕事、損得で考えるようになったら終わりだと。もしかするとそれはいろんな場面で思い出さなければならない言葉なのかなと思う。人生すべてが嘘だった人なんていない。千にひとつでも本当のことがあるはず。
読了日:12月28日 著者:内藤 了
https://bookmeter.com/books/23023409
■越境刑事 (PHP文芸文庫)
内藤了と中山七里だけはどんだけのスピードで書いてるねんといつも思う。いくつものシリーズを同時進行して、好きなシリーズの新刊がなかなか出ない間も何かしら読むものが用意されていますよねぇ。このシリーズもそうだけど、アマゾネス高頭はそこらじゅうで見かけるから久しぶりな気がしない。巷で話題になっている事件を取り込むのが上手い七里センセ。今回はウイグル族弾圧をテーマにするなんて、あなたこそが公安に目をつけられそうです。拷問のシーンは特に女性は目を伏せたくなる描写。部下の郡山の信頼度がダダ上がり。これからも死ぬなよ。
読了日:12月30日 著者:中山 七里
https://bookmeter.com/books/22848631
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