2007年– date –
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『酒井家のしあわせ』
『酒井家のしあわせ』 監督:呉美保 出演:森田直幸,ユースケ・サンタマリア,友近,鍋本凪々美他 生まれついての関西人としては、 妙な関西弁を聞くと背筋がゾワッとしますが、 自然な関西弁の飛び交う、関西を舞台にした映画は それだけでポイントが高... -
邦画の日本語字幕
最近のマイブームは、「邦画を日本語字幕付きで見ること」です。洋画は字幕付きが当たり前ですが、邦画に日本語字幕が付くようになったのは、聴覚障害者にも楽しんでもらおうという意図からでしょう。私は、幼い頃、しょっちゅう中耳炎になっていましたが... -
『今宵、フィッツジェラルド劇場で』
『今宵、フィッツジェラルド劇場で』(原題:A Prairie Home Companion) 監督:ロバート・アルトマン 出演:メリル・ストリープ,リリー・トムリン,ギャリソン・キーラー, ケヴィン・クライン,リンジー・ローハン他 昨年11月に他界したアルトマン... -
『リトル・ミス・サンシャイン』
『リトル・ミス・サンシャイン』(原題:Little Miss Sunshine) 監督:ジョナサン・デイトン,ヴァレリー・ファリス 出演:グレッグ・キニア,トニ・コレット,スティーヴ・カレル, アラン・アーキン,ポール・ダノ,アビゲイル・ブレスリン他 台風... -
「死」と向き合うということ
伯母の命があと数日と聞いたとき、 思い浮かんだいくつかの映画があります。 フランスの鬼才、フランソワ・オゾン監督の『ぼくを葬る』(2005)。 「葬る」は「おくる」と読ませています。 ファッション業界で活躍する31歳の写真家ロマンは、 突然、余命3ヵ... -
伯母のこと(その3)
伯母が亡くなってから、明日でちょうど1週間になります。 思い出話をあと少しだけ。 伯母をはじめとして、母方の一族はかなり天然ボケが入っていると思います。 一族をひと括りにしてはいけませんが、私も含めてということで。 いつだったか、伯母が「新... -
伯母のこと(その2)
今週初め、伯母に会いに行きました。 宙を見つめていましたが、 「来たよ」と声をかけた瞬間、伯母が泣き出しました。 一緒に泣いてしまいました。 涙が落ち着いたあと、口を開くのも辛そうなのに、 いっぱい話をしてくれました。 伯母が特に楽しげに話し... -
伯母のこと(その1)
今日は映画と関係ない話をさせてください。 私には大正生まれの伯母がいます。 7人の兄姉妹を持つ母の、長姉であるその伯母は、 2005年に倒れて以来、病院に留まり、 もうじき息を引き取ろうとしています。 生涯独身を通し、マンションにひとり暮らし。 ... -
続・ブリーフのどこが悪い。
ブリーフの話のついでに。 上下揃いの色の下着を身に着けていないと、 なぜかその日一日落ち着かない私。 一般的には、下着が上下揃いかどうか、 気にする人のほうが多いんでしょうか。 それとも、気にしない人のほうが多いんでしょうか。 いつだったか、... -
ブリーフのどこが悪い。
風邪で有休を使うのが惜しくて、 熱が出ようが、嘔吐くぐらい咳が出ようが出勤し続けた結果、 2週間以上経つ今も治らず、6月は映画とご無沙汰の日々。 今日は小ネタで済ませます。 こんなところで言うのもなんですが、 女性同士の下着談義はかなり盛り上...