2002年– date –
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喪の色
「お葬式のときはなんでみんな黒を着るの?」と 友だちが子どもに聞かれたそうです。 「よう答えんかってんけど、知ってる?」とメールが来ました。 私は10数年前から某博物館に勤めていますが、 「喪服の色」というのは人類学関係者の宴会の席では たまに... -
『友へ チング』
『友へ チング』(英題:Friend) 監督:クァク・キョンテク 出演:ユ・オソン,チャン・ドンゴン,ソ・テファ,チョン・ウンテク他 去年の韓国映画。 公開されたときは韓国版『スタンド・バイ・ミー』と 評されていたようです。 仲良し4人組の少年たちはど... -
恥ずかしくって借りられない。
レンタルビデオ屋に行くと、「なんでこのビデオがこんなところに」とか、「なんでこんなタイトルがついてるねん」と思うことがしょっちゅうあります。恥ずかしくって借りられないことも。たとえば、私の大好きなカナダの監督、アトム・エゴヤンの『エキゾ... -
嗚呼、ジェット・リー。
『キス・オブ・ザ・ドラゴン』(2001)ではじめてジェット・リーを見ました。 以来、「ジェット・リー」と聞くと心がときめく。 見るまでは、あばた面やし、チビやし、 鼻の穴なんてケヴィン・ベーコン顔負けの大きさで ほんまに特大ソケットちゃうかと思う... -
『ミラクル・ペティント』
『ミラクル・ペティント』(原題:El Milagro de P. Tinto) 監督:ハビエル・フェセル 出演:ルイス・シヘス,シルビア・カサノバ,パブロ・ビネド ハビエル・アリェル,エミリオ・ガビラ,ハンフリ・トペラ他 1998年のスペイン映画です。 大家族の立... -
金(カネ)に目がくらむ。〈海外編・アジア〉
金に目がくらむのは何処も同じ。 タイの作品、『6IXTYNIN9 シックスティナイン』(1999)もそうです。 不況で勤め先の会社をリストラされたOL。 打ちひしがれているた彼女のマンションの部屋の前に、翌朝ダンボール箱が。 開けてみるとあっと驚く大金。 ... -
金(カネ)に目がくらむ。〈日本編〉
宝くじ、買いましたか。 私は昨日さっそく買ってしまいました。年末ジャンボ。 当たるわけないと思いつつ、買わな当たらん宝くじ。 誰もが夢見る一獲千金。 宝くじを買わなくても、強盗しなくても、 大金を手に入れられるとしたら人はどうするか。 金に目... -
ハリウッドは謝らない。
かねてからの疑問。なんでアメリカ映画では親は子に謝らないのか。クリスマス映画の定番『ホーム・アローン』(1990)もそうでした。家族においてけぼりにされたケビン君が泥棒と奮闘するわけですけど、最後に家族と抱き合うシーン。なんという台詞だったか... -
この台詞にイカレました。(続)
調子に乗って続編です。前回はこちら。 私の記憶によるものなので、細かいところは自信なしです。 『点子ちゃんとアントン』(2000)。 裕福な家庭に育っているけれど、 母親が始終仕事で家を空けていることを寂しく思う点子。 貧しい母子家庭だけど母親とい... -
この台詞にイカレました。
オチがバレそうですけど、 やはり掲示板にあがってるあいだに、このネタ、いっときます。 (〈おことわり〉「さるさる日記」サービス終了にともない、その掲示板は閉鎖しました。) 『シックス・センス』(1999)にやられたのは、 あのオチのせいじゃありませ...