『鮫肌男と桃尻女』
監督:石井克人
出演:浅野忠信,小日向しえ,岸部一徳,真行寺君枝,高杉亘,我修院達也,鶴見辰吾,島田洋八,寺島進,森下能幸,田中要次,堀部圭亮,関根大学,清川均,津田寛治,山田新五郎,山野久治,安部聡子他
『マッド・フェイト 狂運』→『ヴィレッジ 声帯切村(コエキリムラ)』→これ。
テアトル梅田にて、“石井克人ワールド”と称して上映されていた4作品のうちの1本で、1998年の作品。原作は1993年から1994年に渡って『ミスターマガジン』で連載されていた望月峯太郎の同名漫画。浅野忠信の出世作ということでいいのかしら。彼ってこの時点ですでに売れっ子でしたっけ。まぁどっちでもいいや。
とある田舎町の郵便局へ金を引き出すべく出向いたホテル従業員の桃尻トシコ(小日向しえ)は、記帳後の通帳を見て愕然。90万円あったはずの預金がすべてなくなっているではないか。ホテルのオーナーで叔父のソネザキ(島田洋八)に電話すると訳のわからない言い草。ちょうどそのとき、郵便局で強盗事件が発生。犯人に撃たれた男をトシコが介抱する。
それから2年が経過。退屈な毎日と叔父の束縛に嫌気がさしていたトシコはひそかにホテルを脱出、車を走らせる。そんな彼女の前に現れたのは、ヤクザの組の金1億円を横領して逃亡中の鮫肌黒男(浅野忠信)。元の生活に戻りたくないトシコは黒男と共に逃げるのだが……。
若かりし頃の浅野忠信は色気があります。小日向しえってココリコ田中直樹と結婚していた時期があったようですが、今はいったいどうしているのか。ほかのキャストも今の活躍を思いながら観るのが楽しい。ヤクザの幹部に岸部一徳。その部下には高杉亘とか田中要次とか堀部圭亮とか津田寛治とか。女性の匂いを嗅ぎ分ける鶴見辰吾が気持ち悪くて、ほとんど台詞のない女帝が真行寺君枝。トシコを逃がすのは実は黒男と仲良しの沢田で、その役が寺島進。愛があって○。凄腕なんだか間抜けなんだかわからないヒットマン山田を演じる旧芸名・若人あきらの我修院達也もいいなぁ。
サメハダとトシコの出会いが明かされ、沢田がトシコを思い出すラストが好きです。これ私、初見でしたね(笑)。
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