『阪神タイガース THE OFFICIAL MOVIE 2025 栄光の虎道(こどう)』
監督:今村圭介
ナレーション:佐藤隆太
18年ぶりにリーグ優勝、そして38年ぶりに日本一になった2003年は確かに嬉しかった。そのときほどの興奮は私にはなく、本作もスルーしかけていました。だけど、やっぱり観なきゃいけないよねぇとTOHOシネマズ伊丹へ。観てみたらやっぱりよかった(笑)。
球団創設90周年の今年、2リーグ制となった1950年以降ではNPB史上最速でリーグ優勝を成し遂げた阪神タイガース。藤川球児監督の話を聴きながら今シーズンを振り返ります。選手会長の中野をはじめとする面々が藤川監督や今年のチームについて語る。佐藤、大山、森下、近本、坂本、村上、才木などの主要メンバーのみならず、ちょっと頑張ったルーキー伊原や、伊原以上に凄いルーキーが出てきたかと思われたのにその後は活躍できなかった工藤、エラーに泣いた木波などの談話もあります。石井大智が打球を受けたシーン、彼が復帰した日のことももちろん。選手の補強に頼ることなく育てる。不気味なチームにしたいと言う球児。
この日、帰宅後に観たかまいたちMCの『余談ですけど』。テーマは「オリックスと阪神の違い」でした。ゲスト出演していた能見が、オリックスファンは球場に行くことを娯楽のひとつとして考えているが、阪神ファンは「球場に行ったらなアカン」と考えていると話していました。本作を観に行った私がまさにこの「観に行ったらなアカン」だったから笑ってしまった。
暗黒時代も懐かしいけど、やっぱり黄金時代が続いてほしいと思うのでした。
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