『映画 すみっコぐらし 空の王国とふたりのコ』
監督:イワタナオミ
ナレーション:井ノ原快彦,本上まなみ
キノシネマ神戸国際にて2本ハシゴの2本目。前述の『金髪』の後に。
わざわざこんな子ども向けアニメを観なくてもいいでしょうと思うけれど、『シナぷしゅ THE MOVIE ぷしゅほっぺダンシングPARTY』よりはターゲットの年齢が上だ。それに“すみっコぐらし”は亡くなった弟がオンクレでグッズをいろいろ釣り上げていた思い出のシリーズでもあるから、上映時間さえ合えば観たいと思っていました。劇場版の第4弾。監督は『映画 ざんねんないきもの事典』(2022)のイワタナオミ。
このところ雨続きだったすみっコの町に、空の王国から“おうじ”と“おつきのコ”がやって来る。おうじによれば空の王国は深刻な水不足に悩まされており、その解決策を求めておうじはすみっコの街を訪れたらしい。すみっコたちは協力することに決め、おうじとおつきのコと共に大冒険へと繰り出す。
私以外の客は家族連ればかりです。お母さん、あるいはおばあちゃんが小さい子を連れて。あるいはお父さんとお母さんと子どもとか。『シナぷしゅ』のときのように場内が点灯したままではないけれど、すぐにトイレに行けるようにドアは開放されています。どの子も凄く楽しそうで、私の前席の子なんかずっと踊っていました。
誰が思いついたんだか、すみっコたちのキャラクターは面白い。エビフライドンなんて笑っちゃいますよね。丼じゃないですよ、揚げ物怪獣という設定の恐竜みたいな飛べるやつ。急流に落ちたおうじとおつきのコを救うために水に飛び込んだら衣がぼろぼろ剥げてゆく。頑張れ〜と声援を送りたくなる。
たまにはこんなのを観るのもよいかなと思う。
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