『天文館探偵物語』
監督:諸江亮
出演:寺西拓人,大原優乃,肥後遼太郎,室龍太,高田翔,原嘉孝,SHIGETORA,西田聖志郎,新名真郎,西岡徳馬他
職場や自宅の近所の劇場では観るものがなくなり、前日はなんばパークスシネマへ、この日はキノシネマ心斎橋へ。年末に比べて道路がまぁまぁ空いているのはありがたい。深夜の帰り道はいつでもスイスイだから、車で行くのはやめられません。
timelesz(旧名Sexy Zone)メンバーである寺西拓人が初主演。鹿児島県オールロケ作品なのだそうです。それもあってかご当地ムービー的な色合いが濃い。寺西くん自身が鹿児島出身で町おこしに一役買うということなのかと思いましたが、彼は神奈川県の出身だから、特にそういうこともない様子。
繁華街と歓楽街が隣接する南九州一の商業・娯楽エリア、鹿児島県の天文館。宇佐美蓮(寺西拓人)はバーテンダーとして働きつつ、相棒の山下健斗(肥後遼太郎)と共に探偵としても活動し、街の人々が抱えるトラブルを解決している。バーのマスター・有村悠一郎(新名真郎)は店の奥に無料の託児所を設け、子どもの預け先に困っているシングルマザーたちを助ける根っからの善人。
ある日、通りで話していた健斗と近所の住人がスリに遭う。健斗が追いかけるも取り逃がし、逃げおおせたとホッとしていた犯人・橋口凪(大原優乃)を取り押さえたのが蓮。問いただしてみると、凪は6歳の息子・翔真(上村俊介)を連れてDV夫から逃れてきたのだと言う。翔真を託児所で預かることにして、凪には近くの飲食店での仕事も紹介。一件落着したように思われたが、凪にはまだ秘密があるようで……。
凪の夫は地方創生担当大臣・板倉雄馬(西岡徳馬)の息子・靖幸(室龍太)で、跡取りとなる翔真を連れ戻したいがために誘拐騒ぎとなります。と同時に、雄馬が天文館の再開発プロジェクトを進めていることがわかり、蓮が奔走するというお話。
鹿児島出身なのは寺西くんではなくて、マスター役の新名真郎だと鑑賞後に知りました。エンドロールでエグゼクティブプロデューサーに彼の名前があったことから、あれ?この人の企画なのかなと思ったりもしていたところ、どうやらその通りだったようです。
ご当地ムービーを観るといつも、配信などでも十分だったかなぁと思ってしまうけれど、ここに携わった人たちはきっととても嬉しいし、やった感があると思います。そういう人たちの笑顔のために、こんな作品を撮るのはとてもよいこと。皆さんにお疲れさまと言いたくなります。天文館にも行ってみたくなりました。
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