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『ワーキングマン』

『ワーキングマン』(原題:A Working Man)
監督:デヴィッド・エアー
出演:ジェイソン・ステイサム,デヴィッド・ハーバー,マイケル・ペーニャ,ジェイソン・フレミング,アリアーナ・リバス他

テアトル梅田で3本目の上映終了時刻が20:32。109シネマズ箕面で21:00上映開始の本作に間に合うかな微妙かなと思いながら車を走らせましたが、余裕のよっちゃん(って死語かしら)、予告編開始と同時に入場することができました。お正月の新御は往復ともにガラガラで良いですねぇ。

去年もお正月に観たよ、ジェイソン・ステイサム。ハゲ俳優のなかでいちばん好きです。顔もダミ声も。本作の監督はその去年の正月に観た『ビーキーパー』(2024)と同じデヴィッド・エアー。派手で軽いアクションものがお得意なのかと思ったら、かつては『フューリー』(2014)の監督も務め、さらにその前にはデンゼル・ワシントン主演の『トレーニングデイ』(2001)やジョナサン・モストウ監督の『U-571』(2000)の脚本を担当しています。で、本作でプロデュースを務めているのはなんとシルヴェスター・スタローンで、脚本もエアー監督と共同執筆しているのですと。なんだそれは、“エクスペンダブルズ”シリーズ繋がりなのか。きっと仲良しなんですね。(^o^)

英国海兵隊特殊部隊員のレヴォン・ケイドは、現在はシカゴのファミリー企業ガルシア建設の現場監督として働いている。雇い主のジョー・ガルシアとその妻カーラ、一人娘のジェニーは家族同然。大学生のジェニーは特待生として音楽家への道を進むこともできたのに、家業を継ぎたいからと経営学を学ぶことを選択。そんなジェニーをレヴォンは温かく見守り、いつでも助けると約束している。

このようにガルシア一家とは良い関係を築いているレヴォンだったが、海外赴任中に鬱病を患っていた妻が自殺したせいで、義父リチャードからは酷く恨まれている。レヴォンのまだ幼い娘イスラは普段は富裕なリチャードの家に預けられ、レヴォンの面会日にわざわざリチャードは邸宅でパーティーを開くような嫌がらせぶり。親権をリチャードのみにするように弁護士に申し立てている。金のあるリチャードに太刀打ちするのは難しそうだが、賢いイスラは健気にレヴォンを励ましてくれる。もっと金を貯めてなんとかイスラを引き取りたい。リチャードの挑発に乗って暴力を振るったりすれば一巻の終わりだと我慢の日々。

ところがある日、友人たちと出かけたジェニーが失踪。警察に届け出るも家出扱い。レヴォンが特殊部隊員であったことを知っているジョーとカーラは、ジェニーを捜し出してほしいと懇願。厄介事に巻き込まれればイスラを引き取れなくなると一旦は断るレヴォンだったが、ジェニーも娘同様。悲嘆に暮れるジョーとカーラに必ずジェニーを見つけて連れ帰ると約束し、捜索を開始する。すると、ロシアンマフィアが絡む世界的な人身売買組織にたどり着いて……。

こんな話、誰がやっても同じだとは思うのです。リーアム・ニーソン『96時間/リベンジ』(2012)でも『MEMORY メモリー』(2022)でも人身売買組織に乗り込んでいますし、本作の脚本を書いたスタローンだって『ランボー ラスト・ブラッド』(2019)で乗り込んでいます。誘拐されるのが本人の娘か孫娘か友人の娘か程度の違いで。アクション系の中年俳優なら同じ脚本で誰でもできるでしょう。でも誰がやっても面白くなるんですよね。そして、人身売買がなくならない限り、同じでも何でも定期的に私たちに思い起こさせるものとして作り続けてほしいと思うのです。これがエンタメではなくて実際にあることなんだよと知らしめるために。『サウンド・オブ・フリーダム』(2023)を観たときは衝撃的でしたから。

人身売買に絡むマフィア、変態趣味の金持ち、みんな死んでほしい。せめて映画の中だけでも一掃されればスッキリです。よっしゃ!

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