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『チェンソーマン レゼ篇』

『チェンソーマン レゼ篇』
監督:吉原達矢
声の出演:戸谷菊之介,井澤詩織,楠木ともり,坂田将吾,ファイルーズあい,高橋花林,花江夏樹,内田夕夜,内田真礼,津田健次郎,高橋英則,赤羽根健治,乃村健次,喜多村英梨,上田麗奈他

封切り日、前述の『ひゃくえむ。』とハシゴ。同じくイオンシネマ茨木にて、大人気コミックだということ以外は何も知らずに観ました。鑑賞後に調べたところによれば、藤本タツキの“チェンソーマン”は『週刊少年ジャンプ』で2019年から連載中。2022年にはTVアニメ化される。中でも屈指の人気を誇るエピソードがこの“レゼ篇”なのだそうです。監督はTVアニメ版と同じく吉原達矢。“呪術廻戦”シリーズなどのMAPPAがアニメーション制作を担当しています。

とにかく何も知らないものだから、チェンソーマンは誰なのかという疑問から始まります。主人公はこのデンジという少年らしいけど、美女に会えば妄想を膨らます普通の男子。ちらり口元が見えると歯が少しギザギザか。だからって吸血鬼だってことはないよね、この漫画の登場人物はみんなこんな感じなのかも。と思ったらやっぱりこのデンジがチェンソーマンでした。でもチェンソーマンに変身するシーンは終盤まで出てこないから、私の疑問が解決されるのはその頃になってからです。

デンジにはマキマという憧れの女性がいるのに、雨宿り中に出会った美女レゼのことが気になって仕方ありません。レゼが働いているというカフェに出向くと、なんとレゼのほうからデートに誘ってきます。嬉しくてさっそく訪れてみると、完全にレゼ主導で、映画を5本もハシゴさせられる。時には5本ハシゴする私は笑う。

てっきりレゼは自分に気があるのかと思っていたデンジ。そんなわけはなく、レゼは悪魔でデンジの心臓を頂くべしと狙っていただけ。レゼに瀕死の状態に追い詰められたデンジを救うのがビームという奴なんですが、頭がサメなんです。『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』(2020)でハダカイノシシに衝撃を受けた私は、今度はサメ頭なの!?と唖然。騒がしい奴だけど、デンジのことが大好きらしくて、とにかく献身的。嫌いになれません。そうそう、レゼの変身した姿も衝撃的でした。頭が爆弾って、何それ。しかもめちゃめちゃ強くて、デンジが勝てる相手とは思えない。しかし、私には何者なのかよくわからない仲間がいっぱいいて、なんだかんだで最後は勝っちゃうんですよね。

わからなくても楽しめる。わかってからもう一度観たらきっともっと楽しい。ロングランになりそうだから、登場人物についてもうちょっと勉強してみます。人気があるのがわかりました。

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