史上最高のスーパーヒーロー映画と称される『ダークナイト』(2008)が109シネマズ大阪エキスポシティのIMAXシアターで再上映されていました。わりと最近も再上映を観たような気がしていましたが、なんだかんだで5年前。いまどき配信でも観られるものを劇場で上映して客入るんかいなと思いきや、やっぱり劇場で観たい人が多いんだわと嬉しくなる客の入り。
ご存じのとおり、本作は“バットマン”シリーズのうちの1本です。“バットマン”シリーズにもいろいろあるけれど、これは『バットマン ビギンズ』(2005)の続編。本作の続編になるのが『ダークナイト ライジング』(2012)。三部作のいずれも公開当時に劇場で観なかったのは、この頃の私は“バットマン”にまったく興味がなかったからだと思われます。今もバットマンそのものにはあまり関心がないけれど、映画としてのバットマンには大いに関心があります。
何度目であろうとめちゃめちゃ面白い。ジョーカー役のヒース・レジャーの演技には舌を巻く。今やジョーカーといえばホアキン・フェニックスですが、ホアキンのジョーカーもヒースのジョーカーあってのものだという気がします。ヒースのジョーカーがなかったら、ホアキンのジョーカーもなかったんじゃないかなって。
バットマン/ブルース・ウェイン家の執事を演じるマイケル・ケイン、バットマンスーツの開発者を演じるモーガン・フリーマンは共に現在アラ卒寿。ふたりともいなくなったらそれはそれは寂しく私が感じる俳優です。ゴッサム市警の警部補ゴードン役のゲイリー・オールドマンも本当に良い役者だし、みんなまだまだ元気でいてほしい。
クリストファー・ノーラン監督って凄いとあらためて思う。再上映があればまた観たい作品です。
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