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『ジャグラー/ニューヨーク25時』

『ジャグラー/ニューヨーク25時』(原題:Night of the Juggler)
監督:ロバート・バトラー
出演:ジェームズ・ブローリン,クリフ・ゴーマン,ジュリー・カーメン,リチャード・カステラーノ,アビー・ブルーストーン,ダン・ヘダヤ,マンディ・パティンキン,マルコ・セント・ジョン,ドロシー・ライマン,シャロン・ミッチェル,セレナ,ジェラルディン・スミス他

塚口サンサン劇場へ『おくびょう鳥が歌うほうへ』を観に行ったついでにもう1本観て帰ることにしました。ほかに選択肢なく、1週間限定で上映されていた1980年のアメリカ作品を鑑賞。40年前の作品をこうして上映するなんて、どんな有名なんだ、でも私はまったく聞いたことないんだけどなぁなどと思いながら。

ショーン・ボイドは元警察官、現在はトラック運転手。妻と離婚して一人娘のキャシーを引き取り、男手ひとつで育てている。キャシーの15歳の誕生日、放課後一緒にバレエを観に行く約束をしてセントラルパークまで送るが、キャシーが目の前で見知らぬ車に引きずり込まれる。愛娘を助けなければとボイドは必死に後を追うも、事故に遭って病院へ。治療など受けている暇はないと、病院を抜け出したボイドは……。

少女が誘拐されたというのに、ニューヨーク市警はそれよりも事故を起こしたボイドを逃すまいとします。病院を脱出したボイドを逮捕し、取り調べを担当することになったのは、ボイドに私怨を持つバーンズ。取調室に入るや否やボイドに恨みをぶちまけて暴行。それも振り切ってふたたび逃げ出したボイドは、追っ手を交わしつつキャシーを連れ去った犯人に繋がる手がかりを探します。

ボイドを演じるのはジョシュ・ブローリンの父親ジェームズ・ブローリン。ジェームズ・ボンド役の候補に挙がったこともあるそうな。たいしたモテっぷりだったらしい二枚目俳優ですが、胸はだけすぎやと私は思う(笑)。そして恐ろしいのがダン・ヘダヤ演じるバーンズ。逆恨みからボイドを追いかけてニューヨークの街なかでライフルをぶっ放す。いくら警察官でもこんなことは許されないでしょう。(^^;

まさに「活劇」といったイメージで評価が高いのは頷けるけど、私はどうにも好きになれません。クリフ・ゴーマン演じる誘拐犯のガス・ソルティックがキモすぎるから。マザコンロリコンでレイシストのオッサン。母親の服をキャシーに着せるシーンでは思わず「ゲッ」と声が出て、キャシーにキスするシーンでは「キモっ」。退出したくなったほどです。なんなら『サイコ』(1960)のノーマン・ベイツより気持ち悪いんじゃないですかね。

風俗嬢の役で出演しているシャロン・ミッチェルは超有名なポルノ女優だそうで、1990年代にファンから暴行を受けたさいに命の危険を感じてセックス産業から引退したとのこと。後にAV(アダルトビデオ)に出演する俳優が病に冒されていないかの検査を請け負う“アダルト産業医療健康財団”を創設しましたが、検査を受けた俳優の個人情報が流出したことにより訴えられ、破産に至ってしまったそうです。

何十年も前の作品を観ると、この人は今どうしているのだろうなどとついつい調べたくなります。ボイドに手を貸すマリア役のジュリー・カーメンなんてめっちゃ美人なのに、その後たいした作品に出ることなく忘れ去られているなんて残念だなぁ。

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