『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』(原題:Avatar: Fire and Ash)
監督:ジェームズ・キャメロン
出演:サム・ワーシントン,ゾーイ・サルダナ,シガーニー・ウィーヴァー,スティーヴン・ラング,ウーナ・チャップリン,クリフ・カーティス,ブリテン・ダルトン,トリニティ・ブリス,ジャック・チャンピオン,ベイリー・バス,デヴィッド・シューリス,ケイト・ウィンスレット他
ジェームズ・キャメロン監督による『アバター』(2009)は世界歴代興行収入1位の座を2025年時点も明け渡していません。第2作の『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』(2022)も第3位を記録。凄いですよねぇ。ちなみに第2位は『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)で第4位はキャメロン監督の『タイタニック』(1997)。余談ですが、驚いたのは第5位。『ナタ 魔童の大暴れ』(2025)なんですって。昨年末に再上映しているよと思ったら世界的大ヒット作なのか。へ~っ。
そんな大ヒット作の“アバター”シリーズだけど、私はほぼ興味がありません。第1作を観なかったのは「3Dって酔いそう」というだけの理由でした。DVDや配信でも観ないまま臨んだ第2作はそれなりに面白かったけれど、もう一度観ることもなくこの第3作を迎えました。そうしたらやっぱり話を忘れていて、まずいっぱい出てくる片仮名が何のことなのか全然思い出せず。そもそもジェイク・サリーが人間だったことを知らないんですもの、厄介です(笑)。興味がないから3Dで観るつもりはないし、時間が合えばIMAXで観ようかと思っていましたが、結局109シネマズ大阪エキスポシティにて通常版を鑑賞。
ジェイクは元海兵隊員だったのですよね。人間の体を捨ててナヴィとして生きることを選んだとか。人間みたいだけど人間ではない、異世界に住む人たちのことをナヴィというらしい。彼らが住むのは神秘の星パンドラ。ここに1人だけいる人間の少年スパイダーは、第2作で父親を失ったんでしたっけ。とにかくジェイクの家族とパンドラで暮らすことになった様子。ナヴィとして生きるジェイクを裏切り者とみなす軍人たちは、ジェイクを追っています。追っ手の軍人側には一旦死んだスパイダーの父親クオリッチも含まれていて、ナヴィとして復活している。復活してもクオリッチはナヴィの味方ではなくて軍人側。この第3弾で軍人と手を組むのは、炎を操る民アッシュ族。そのリーダーがヴァランという女性で、こいつが怖いのなんのって。
壮大なスケールで大画面で観るにはふさわしい。だけど、言っちゃなんですが、まずこの見た目が苦手です。男前のサム・ワーシントンがわざわざこんな容貌になったところを私は見たくないし、彼の妻ネイティリ役のゾーイ・サルダナにしてもそう。少女キリを演じるのがシガーニー・ウィーヴァーでしょ。キリを見るたびにシガーニー・ウィーヴァーの顔が浮かぶから、彼女がスパイダー役のジャック・チャンピオンにキスするシーンでは、76歳が21歳にキスを迫るのは犯罪ではないのかなどと思ってしまいました(笑)。クオリッチとヴァランがイチャイチャするのもキモいし、全体的に苦手。
戦って戦って戦って。最初から最後まで戦いの話です。誰かを傷つけたくない、殺したくないと言いながらも、そうするしかないときもあるという流れになる。家族はいつも一緒に、決してあきらめずに。あきらめなかったナヴィたちが勝利を収める瞬間はそれなり以上に見応えはあるものの、この話に私がそれほど惹かれるかと聞かれたら、一度観るだけでじゅうぶんです。私はこの出演者たちが見た目のまんまの作品のほうが観たい。
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